連続テレビ小説「なつぞら」で知られる
本作は海辺の町でひっそりと旅館を営む中島奈々と、死んだ恋人の足跡を辿り旅館に行き着いた青年・藤井俊太郎の姿を描いた物語。幼くして家族を亡くした奈々は、これ以上傷付くのを避けながら、日々を淡々と過ごしていた。そんな奈々の生活に突如として現れ、恋人の死を理解するために、昼も夜も町や海をさまよう俊太郎。奈々は土地の案内役として俊太郎と行動をともにし始める。
福地が奈々、
本作は芸能事務所レプロエンタテインメントによる映画製作プロジェクト・感動シネマアワードでグランプリに輝いた企画の1本として製作。「階段の先には踊り場がある」「世界は僕らに気づかない」を手がける菊地陽介が企画・プロデュースを担った。福地、岡山、井樫によるコメントは下記の通り。
福地桃子 コメント
今回奈々を演じている中で人が抱えているものをその人の中に普通に存在させるということの難しさにとても悩みました。
ですが、岡山さんが演じる俊太郎さんと会話を交わす場面のたびに、とても自然に奈々として自分だけでは出会えてこなかった心情の変化に触れるということが沢山あり、監督が描かれる脚本にある心地良さを感じられたような気がしました。
3年前から始まったこの企画がこうして皆様のもとに届くこととても嬉しく思います。
岡山天音 コメント
僕が演じた俊太郎は、劇中で福地さん演じる奈々さんと言葉を交わす場面が多く、会話をしているシーンが殆どでした。
台詞の多い台本でしたが同時に、余白の多い台本だとも感じました。
現実の会話も、その言葉の外に真意が秘められている気がします。
井樫監督は2人の心が触れ合う空間をとても丹念に編んで下さいました。
2人の静かな情景が、皆様の情景と重なる事を願っております。
井樫彩 コメント
今作品はオリジナル作品です。今、自分が考えていること(個人的なことも世の中に対しても)を詰め込みながら、福地桃子さん岡山天音さんと向き合う中で生まれたものもたくさんありました。
決して派手な物語ではありませんが、「誰か」に届く作品を目指し作りました。
ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しく思っております。
つだしん @tsudashin
\情報解禁/
福地桃子主演 映画「あの娘は知らない」9月23日公開
タイトルデザインでご協力しました
複雑な喪失を抱えたの男女の出逢いに没入してしまう素敵な作品 https://t.co/zKpYwi36WL