鹿児島・長島町を舞台とする「私を判ってくれない」公開、平岡亜紀や花島希美が出演

鹿児島・長島町を舞台とする映画「私を判ってくれない」が9月に公開される。

同じく長島町を舞台とする映画「夕陽のあと」で助監督を務めた近藤有希が、水落拓平とともに監督・脚本・編集を担当した「私を判ってくれない」。3年前に長島町を舞台にした映画で主演デビューを飾るはずだった“自称・女優”の城子が、東京から突然帰郷する。彼女には、映画の制作が頓挫し姿をくらましていた過去があった。地元には映画制作に資金を出していた者もおり、「制作費詐欺事件」として城子を恨んでいる人もいる。一方、生まれてこの方30年以上も島を出たことがない由記乃は両親と妹とともに実家で暮らしていたが、根無し草の城子と突然同居することに。さらに城子が再び「映画を撮る」と言い始めたことをきっかけに、静かな島でいくつもの小さな事件が起こる。

城子を演じたのは映画監督としても活動する平岡亜紀。近藤のショートフィルム「Lifeworks vol. 18『デビュー』」に出演した花島希美が、由記乃役を務めた。そのほか鈴木卓爾、今井隆文、西元麻子がキャストに名を連ねている。

「私を判ってくれない」は9月3日に鹿児島・ガーデンズシネマで先行公開。9月9日より東京の池袋シネマ・ロサなど全国で順次上映される。