竹内涼真にとって「きみセカ」は「悔いのないように本気で向き合った作品」

日本テレビとHuluが共同製作したドラマ「君と世界が終わる日に」Season3より、主演・竹内涼真のインタビュー映像がYouTubeで解禁された。

ゴーレムと呼ばれる生ける屍に占拠された世界を舞台にした「君と世界が終わる日に」シリーズ。主人公の間宮響を竹内、その恋人である小笠原来美を中条あやみが演じた。Season2では子供を身ごもった来美が姿を消し、響が彼女を探す旅に出ることを決意するまでが、Season3ではその10カ月後に響が新しい世界の創設を目的とする宗教団体「光の紋章」の聖地にたどり着くさまが描かれる。

Season3の撮影を終えた竹内は「Season1、2でできた信頼関係をSeason3に反映して撮影を終えることができました。Season1、2よりもまたさらにいい作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。シリーズを通じて演じた響の変化については「根底にあるものは変わっていません。本来彼が求めているものは一緒で、だからこそSeason3の最後まで来美を追い求められた」と考察する。

共演者との思い出を尋ねられると「たくさんありすぎて」と迷いながら「Season2、3、特別編で新しいキャストの方が楽しそうに現場に臨んでくれていたのがうれしかったです」と振り返る。また、本シリーズについて「ここまでシーズンをまたいだ作品はやったことがないので、10年か20年経ったときに、この作品で重ねた時間を思い出すと思います。絶対に忘れないし、それほど悔いのないように本気で向き合った作品。自分の考え方や現場に対する考え方が変わった瞬間もあったので、自分自身も成長を感じられました」と明かした。

さらに竹内は「この作品の中で生きている人間たちは、一日一日を大事にしています。自分のゴールに向かって、格好をつけず、死ぬ気で走っている姿が魅力的」と述べ、「『最近物足りないな』というときに観ていただけると、すごく熱くなれる作品なのでは」と語る。最後に「どうか、本気で生きている『きみセカ』の登場人物の人間模様を見逃さず楽しんでいただけるとうれしいです」とインタビューを締めた。

「君と世界が終わる日に」Season3はHuluで全話独占配信中。