木村拓哉が癒やし系＆最強キャラに、高橋海人はグローブはめて「主演みたい！」

テレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」の制作発表記者会見が本日4月12日に行われ、キャストの木村拓哉、満島ひかり、安田顕、高橋海人（King & Prince）、山田杏奈が出席した。

本作では、生きる希望を失った男・桐沢祥吾が高校ボクシング部のコーチになり、生徒たちと向き合っていくうちに熱い気持ちを取り戻していく姿が描かれる。木村が桐沢、満島ひかりがボクシング部顧問でシングルマザーの教諭・折原葵に扮した。

木村は「スタッフとキャストが同じ方向をしっかり向いて、時に真剣に、時に和やかに進んでいます」と撮影現場の雰囲気を表現する。満島は「木村さんはお話が面白くて楽しい方。実はほわーんとしていて癒やし系だよね？と内田有紀さんと話していました」と笑顔で伝え、その声を受けて木村は「自覚はないです。でもそう言っていただけて光栄」と照れくさそうにつぶやいた。

安田は「木村さんは全体を俯瞰で見る力がすごい」と座長をたたえつつ、「自分だけでなく相手が光るためにはどうすればいいか提案してくれるので……ラッキーです」とコメント。山田は「合間でもボクシングをずっとやっています。木村さんにもパンチの練習に付き合っていただきました」と充実感たっぷりの表情で撮影を振り返る。

高橋は「木村さんはドラゴンとかツチノコみたいに、本当にいるのかな？レベルで憧れの人でした。現場での振る舞いや役に臨まれる姿勢を見ると、憧れから“なりたい”存在に変わっていきました」と、木村とドラマ初共演を果たした心境を明かした。先頃誕生日を迎えた彼は、本作のチームから贈られた赤いボクシンググローブをはめて見せ、報道陣へファイティングポーズを取るよう木村に促される。「向かって上手から」「スチールの方がOKでしたら動画に……」と木村は手際よく撮影を仕切っていき、高橋は恐縮しながらも「主演みたい！」と喜んだ。続いて、高橋が木村を相手にミット打ちや“腹打ち”を披露する場面も。高橋は「フルパワーで行かせていただいたけど、木村さんは全然痛がってくれなくて」と笑い、木村は「さっき食べたお弁当がちょっと上がってきました」とジョークを飛ばした。

会見では、お題に10カウント以内に答える企画「10カウントチャレンジ」が行われた。「一番強そうな人は？」との質問では満島が3票を獲得し、木村は「（満島は）メンタルが一番強い」と、満島は「木村さんはアニメの最強キャラみたい」と互いについて語る。「癒やし系の人は？」では高橋が多くの票を集める。彼を選んだ山田は「引っ張っていってくださるところもありつつ、天然。言葉の選び方が面白い」と、安田は「思わずこっちがほほえんでしまう独特の空気感がある」と理由を述べ、高橋は「狙ってやっているわけではないのでうれしい」と頬をゆるませた。

最後に木村は「最後まで、なんとかふんばってやり抜きたい。ぜひ皆さん（本作を）受け取ってください」と挨拶し、会見を締めくくった。

「未来への10カウント」は4月14日から毎週木曜にオンエア。TELASAでも配信が行われる。

※高橋海人の高は、はしごだかが正式表記

木曜ドラマ「未来への10カウント」

テレビ朝日系 2022年4月14日（木）スタート 毎週木曜 21:00～
※初回15分拡大