日本の“義足のボクサー”がプロになるため海外へ、ブリランテ・メンドーサ新作が公開

「ローサは密告された」で知られるブリランテ・メンドーサが尚玄を主演に迎えた「義足のボクサー GENSAN PUNCH」の劇場公開が決定した。

義足のために日本でのプロボクシングライセンスを取得できず、フィリピンに渡った実在の男性をモデルにした本作。主人公は幼少期に右ひざ下を失いながら、プロボクサーを夢見る津山尚生だ。沖縄で母親と暮らしていた尚生は、プロになるべくフィリピンへ渡ることを決意。トレーナーのルディとともに、異なる価値観と習慣の中でプロボクサーを目指す。

尚玄が尚生を演じたほか、プロデューサーも兼任。南果歩が尚生の母親、ロニー・ラザロがルディ、ビューティー・ゴンザレスが尚生を見守るメリッサを演じた。本作は釜山国際映画祭のアジア映画の窓部門でキム・ジソク賞を受賞している。

「義足のボクサー GENSAN PUNCH」は5月27日に沖縄、6月3日に東京・TOHOシネマズ 日比谷にて先行公開。6月10日より全国公開される。