トム・クルーズが「アンネの日記」原案アニメに登場？新場面カット解禁

「アンネ・フランクと旅する日記」の新たな場面カットが解禁。トム・クルーズやジャスティン・ビーバーを彷彿とさせるキャラクターの姿が切り取られた。

本作は「アンネの日記」を原案に「戦場でワルツを」で知られるアリ・フォルマンが監督を務めた長編アニメーション。アンネ・フランクが生み出した“空想の友達”キティーの視点から、現代のアムステルダムを舞台にした物語と、第2次世界大戦下のアンネの日常が紡がれる。

場面カットに描かれているのは、アンネ一家がナチスから身を潜めて暮らしていた家で、現在は博物館となっているアンネ・フランクの家でのひとコマ。貴重な「アンネの日記」のオリジナル版が保管されているほか、内装や家具がそのまま保存・展示されており、当時の彼女たちの暮らしぶりを知ることのできる場所だ。年間で数百万人が訪れるオランダ有数の観光地として知られ、家の前には連日長蛇の列ができるという。

毎日とめどなく訪れては去っていく人々の中で、親友のアンネを思いベッドに横たわるキティー。観光客の中には、実在の著名人を彷彿とさせるキャラクターも描かれた。アメリカ海軍風のジャケットにサングラスといういでたちのクルーズや大勢のボディガードに囲まれたビーバー、ピンクのコートを着て丸眼鏡をかけた世界最高齢のファッションアイコンであるアイリス・アプフェルなど、世界的なスターに似た人物たちがほんの一瞬登場している。

「アンネ・フランクと旅する日記」は3月11日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。