ポール・ダノ、バットマンとリドラーの関係を語る「感情的なつながりがある」

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THE BATMAN-ザ・バットマン-」のキャスト、ポール・ダノのコメントが到着した。

「THE BATMAN-ザ・バットマン-」

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「THE BATMAN-ザ・バットマン-」日本版ポスタービジュアル

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ロバート・パティンソン演じる若きブルース・ウェイン / バットマンの“嘘”が暴かれていく本作。ダノはメインヴィランであるリドラーを演じた。

監督のマット・リーヴスがアメリカで実際に起きた連続殺人“ゾディアック事件”を参考にしたというリドラーについて、ダノは「マットによるリドラーの解釈は、今までに観たり読んだりしたどんなものともかなり違っていて、そのことが僕にクリエイティブ面での自由を与えてくれた」と回想。「特に、リドラーにエモーショナルなバックストーリーが持ち込まれたことが、彼の行動原理を理解し、新しい視点で解釈することにつながったんだ」と明かす。

リドラーのキャラクターポスター。

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リドラーの人物像を、ダノは「いろいろな面で才能があって優秀なんだけど、彼に手を差し伸べる人はいなくて、自分を証明するチャンスが人生で一度も与えられなかった。それで“なぜ俺ばかり?”という疑問を抱き、ずっと苦しんでいる」と分析。「そんな彼にとって、なぞなぞが慰めと救いになった。パズルやゲームといったものが、彼が唯一楽しさを見出せたもので、つらい現実から逃避できる場所だったんだよ」と語る。

犯行現場に不可解ななぞなぞを残し、バットマンと警察を相手に頭脳戦を仕掛けるリドラー。なぞなぞはすべてバットマンを名指ししている。リドラーが異様なまでにバットマンに執着する心理について、ダノは「2人ともトラウマを抱えているし、彼らの間には、ある種の感情的なつながりがある。バットマンの存在こそがリドラーにインスパイアを与えているのだと思う。バットマンがいなければリドラーも誕生することはなかった」と説明する。

さらにダノは「ブルースは両親を失ったトラウマを、よいことのために生かそうとする。一方でリドラーもトラウマの痛みをよいことのために使おうとするけど、不幸にも方向性を間違ってしまう。リドラーはゴッサムの腐敗を大きな裏切りだと感じていて、嘘を暴き変革を起こすためには、どんなに恐ろしい極端な手段を取っても仕方ないと思っているんだ」と話した。

「THE BATMAN-ザ・バットマン-」は、3月11日より全国ロードショー。

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(c) 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC

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鈴木 @xingfu_suesue

ああ…そう…………

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