映画監督
同書には、諸テーマをめぐる論考・対談とともに、カラックス本人や編集技師のネリー・ケティエ、録音技師のエルワン・ケルザネ、俳優の
アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールが共演したカラックスの新作「
濱口竜介 コメント
レオス・カラックスは、自分を映画館で映画を見ることへと導いてくれた監督の一人だ。そんな監督の現在地を示そうとしている本書に含まれる原稿の依頼を受けたことは光栄なのだが、実のところ書きようがなく悩んでいる。わかっていたが、何とも言葉にしがたい。「血が滲むような想い」という言葉では足らない一念でつくられた作品に見合う言葉を見つけるためと思えば、これぐらいの苦しみは当たり前なのだろうが、逃げ出したくもなる。本書ではカラックス本人や苦楽を共にしたスタッフ・キャストの言葉を読めると聞いた。その本の出版を遅らせるわけにはいかない、という思いだけが自分を原稿に向かわせている。読者に、この本を届けなくてはいけない。その読者とは、誰よりも自分のことだ。
映画ナタリー @eiga_natalie
“映画を彷徨う人”レオス・カラックスの軌跡をたどる書籍3月発売、濱口竜介がコメント
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