10万匹以上の野良犬が人間と共存「ストレイ」予告解禁、ナレーターは二階堂ふみ

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ストレイ 犬が見た世界」より、二階堂ふみがナレーションを担当した予告編がYouTubeで公開された。

「ストレイ 犬が見た世界」

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「ストレイ 犬が見た世界」ポスタービジュアル

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本作はトルコ・イスタンブールに暮らす3匹の犬の視点から、行き交う街の人々やさまざまな問題を抱える人間社会を見つめたドキュメンタリー。動物愛護に関する国民の意識が高いトルコでは、過去への反省から路上動物の殺処分や捕獲が違法とされており、風景に溶け込むように人間と10万匹以上の野良犬が共存している。

「ストレイ 犬が見た世界」

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愛犬家である監督のエリザベス・ローの手により、ほぼ全編にわたり犬の目線の高さで撮影された本作。自身も保護犬を迎え入れるなどの活動を行う二階堂は「たくさんの新しい発見があったり、犬に対するナチュラルな愛情にあふれています。トルコでは、犬が自由に街にいるのが当たり前の生活。『人間以外の動物もここで生活しているんだ』ということが前提のコミュニティが作られているのが、とても素敵だと思いました」と感想をつづる。

「ストレイ 犬が見た世界」

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映画には自立心が強くいつも単独行動のゼイティン、人懐っこく道行く人への挨拶を欠かさないナザール、シリア難民に寄り添う子犬のカルタルが登場する。二階堂は「外にいる犬たちは、過酷な環境の中でも、彼らの意思でそこにいる。その姿はかっこいいし、逞しい。人間のエゴや価値観だけで動物への接し方を決めず、国がちゃんと犬の尊厳も大事にしているのは、素晴らしいことだと思います」とコメント。さらに「私たちも、こんな風に人間以外の動物の命に対してもっとリスペクトを持ち、それを前提にした社会基盤を作っていけたらと思います。『どうすればもっと寛容な社会になるのか?』この映画を観れば、その問いへのヒントをもらえるかもしれないですね」と語った。

「ストレイ 犬が見た世界」は3月18日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。

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(c)2020 THIS WAS ARGOS,LLC

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