「君が落とした青空」板垣瑞生を写した場面写真、ひょっとこのお面は自前

福本莉子と松田元太（Travis Japan / ジャニーズJr.）がダブル主演を務める「君が落とした青空」より、板垣瑞生演じる本山佑人を写した場面写真が公開された。

櫻いいよの同名小説を原作とする本作では、高校生の水野実結が交通事故に遭った恋人・篠原修弥を助けるため、何度も“同じ日”を繰り返すうちに、彼が隠していた事実を知るさまが描かれる。福本が実結、松田が修弥を演じた。

板垣扮する佑人は、実結に密かな恋心を寄せる役どころ。元気で明るい性格の映画オリジナルキャラクターだ。劇中では、修弥との関係に悩む実結を、佑人が持ち前のユーモアで笑わせる場面も。クランクイン最初のカットとなるそのシーンで、板垣は自前のひょっとこのお面を被ったという。

板垣のこの行動について監督のYuki Saitoは「面白い役者だよと以前から聞いていたけれど、本当にそうだと思いました」と振り返っている。お面を被ったことに関して板垣は「何かできないかなと思ったときに、（自分の部屋にあった）ひょっとこが目に入ったので試しに被って台本を読んでみたんですけど、面白いんじゃないかなと思い現場に持っていきました。NGなら仕方ない、くらいの気持ちでしたね」と語る。さらに「ひょっとこと同じような面は狂言にも使われていて“うそぶき”と呼ばれるようなんです。うそぶくのは佑人もそうですよね。優しいが故に、自分の実結に対する恋愛感情を内に秘めて、とぼけて知らないふりをする。そういった意味もありました」という考えも明かしている。

「君が落とした青空」は、2月18日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。