「ライトハウス」山路和弘と櫻井孝宏による吹替版が1夜限りの上映決定

「ライトハウス」のソフト発売を記念して、ディスクに収録される山路和弘と櫻井孝宏による吹替版が東京・立川シネマシティで1月8日に、兵庫・塚口サンサン劇場で1月10日に上映されることがわかった。

本作は「ミッドサマー」のA24が製作したスリラーで、ニューイングランドの孤島にやって来た2人の灯台守が狂気にとらわれていくさまを描く。ベテラン灯台守のトーマス・ウェイクをウィレム・デフォー、新人灯台守のイーフレイム・ウィンズローをロバート・パティンソンが演じた。監督を務めたのは「ウィッチ」のロバート・エガース。

音響にこだわった環境を持つ2館が上映場所に選ばれた今回の企画。トーマス役の山路は「この仕事をして初めての体験。そして熱い櫻井を見るのも初めてかもしれない」とコメントし、イーフレイム役の櫻井は「映画ならではの面白さを堪能できる作品だと思います。ぜひこの映像体験を味わってみてください」と作品の魅力をアピールした。YouTubeでは吹替版の予告が公開されている。

上映当日は、来場者特典として「光るチラシ」をプレゼント。このチラシをゲットする最後のチャンスとなる。また、山路と櫻井のサイン入り台本が当たる抽選企画や、発売前のコレクターズ・エディションBlu-ray BOXを購入できる先行販売も実施される予定だ。

山路和弘 コメント

まず台本を開き配役を見る。「若い男」「老いた男」、何をっ?! だけかい?!
この仕事をして初めての体験。そして熱い櫻井を見るのも初めてかもしれない。
気持ちの良い凝縮された2人の時間だった。タマラナイ映画。是非!!。

櫻井孝宏 コメント

冒頭から嫌なムード満載の展開。モノクロ、正方形の画面に映し出される問答無用の狂気と、錯覚のように散りばめられる奇妙な違和感。謎と捉えていいのか、それとも自分が何かを見落としているのか。そんな不安定な気持ちにさせられる作品です。個人的には、繰り返し鳴り響く霧笛が強く印象に残りました。
トーマス・ウェイク役の山路和弘さんの表現が素晴らしすぎて何度も溜め息を漏らしてしまいました。次第にウェイクが日本語を話しているようにしか思えなくなり、私も幻覚を見ているような気分を味わいました。映画ならではの面白さを堪能できる作品だと思います。ぜひこの映像体験を味わってみてください。