「君の名は。」「天気の子」で知られる
これは本日12月15日に東京・帝国ホテルで行われた製作発表記者会見で明らかに。2016年公開「君の名は。」で国内観客動員1928万人、当時邦画歴代4位となる興行収入250億3000万円を記録し、社会現象を巻き起こした新海。続く「天気の子」も140億円を超える興収で2019年公開作において最大のヒットを飛ばした。
新海が原作・脚本・監督を担うオリジナル作品の「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いのもとになる“扉”を閉めていく少女・鈴芽(すずめ)の解放と成長を描くロードムービー。九州の静かな町で暮らす17歳のすずめは、旅をしながら扉を探す青年に出会う。彼のあとを追い、山中の廃墟にて取り残されたように佇む扉を見つけたすずめは、何かに引き寄せられるように扉へ手を伸ばす。やがて日本各地の廃墟で向こう側から災いが訪れるという扉が開き始める。開いた扉は閉めなければいけないという不思議な扉に導かれたすずめの“戸締まりの旅”が描かれる。
公式が発表したストーリーには「──星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった──」と、扉の向こう側を示唆するような文章も。廃墟の扉が描かれたポスターには「扉の向こうには、すべての時間があった──」というコピーも添えられている。
キャラクターデザインは「君の名は。」「天気の子」と同じ田中将賀が担当。新海とは「星を追う子ども」「君の名は。」などで組んできた土屋堅一が作画監督、
新海が製作までの経緯を語った会見の詳報は追ってレポートする。なお会見には「君の名は。」「天気の子」でそれぞれヒロインに声を当てた上白石萌音と森七菜も出席し、新作への期待を語った。
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