日本テレビ系水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の出演者である
多くの視覚障害者への取材が行われている「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」。赤いハイヒールを履いた杉谷杏奈さんは「ユキコが森生からもらった赤いちょっとヒール高めの靴を、一生懸命履いて歩いていて、倒れそうなときに森生がキュってするシーンがもうキュンでした。そのシーンが好きすぎて、今日はユキココーデで来ました!」と語る。杉本梢さんは「ユキコさんの『生きていれば日常っていうのはあるわけで、悲しいことや悔しいことだけじゃなくて、楽しいことうれしいこともいっぱいある』っていうセリフがすごく共感できて。視覚に障害のある方たちの日常も皆さんの日常と変わらない、ということがドラマで表現されていて、涙しました」と感想を述べた。
上田喬子さんは「仕事で(視覚障害のある方に)スマホの使い方を教えているのですが、ドラマを観ている生徒が、映画の音声ガイドアプリがあることを知って『今度映画観に行ってみようかな』と言ってくれてうれしくなりました」と述懐。片平考美さんは、ユキコがハンバーガーショップでアルバイトをするエピソードに触れ「大学のときに実際にハンバーガー屋でバイトをしていて、レシートの文字サイズを大きくしてもらったら全体のミスが減ったという経験がありました。取材時に出てきたエピソードがドラマの中にたくさん反映されています」と話した。
杉野は「今回直接お声を伺えてうれしい気持ちでいっぱいです。伝えることの意味や自分が発信していくことに対して、とても自信になります」とコメント。鈴木は「僕はこの作品が『普通って何なのか』ってことを説いていると思っていて、すごく好きなんです。視覚障害の方にフォーカスを当てていますけれど、障害のない人たちでも弱い部分や嫌なことを必ず抱えて生きている世の中だからこそ、いろんな言葉が刺さるし、ハッとさせられることが毎回あり、涙しながら見ています」と語った。
「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第9話は明日12月8日の22時より放送。なおこの座談会の模様は、本日12月7日18時よりYouTubeの「日テレドラマ公式チャンネル」で配信される。
水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」
日本テレビ系 毎週水曜 22:00~
杉野遥亮 コメント
今回直接お声を伺えてうれしい気持ちでいっぱいです。伝えることの意味や自分が発信していくことに対して、とても自信になります。
今、自分に自信を持てる人が少ないなって思っていて。皆さんといきいきとディスカッションしているのを見て、自分の周りの友達よりも、皆さんのほうが自分にちゃんと自信を持っていらっしゃる感じがしましたし、それがとても素敵だなと感じました。
鈴木伸之 コメント
僕はこの作品が「普通って何なのか」ってことを説いていると思っていて、すごく好きなんです。視覚障害の方にフォーカスを当てていますけれど、障害のない人たちでも弱い部分や嫌なことを必ず抱えて生きている世の中だからこそ、いろんな言葉が刺さるし、ハッとさせられることが毎回あり、涙しながら見ています。幅広くいろんな人たちに愛してもらいたい作品だなって、出演者の一人としてすごく思います。
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