ドラマ「美しい彼」の完成披露トークイベントが本日11月17日に東京・東京カルチャーカルチャーで行われ、キャストの
凪良ゆうによるBL小説を実写化した本作は、周囲になじめない高校生・平良一成と、カーストの頂点に君臨する圧倒的カリスマ・清居奏の関係を描く青春ドラマ。清居を崇拝する平良を萩原、クールで美しい清居を八木が演じた。高野は大学編から登場する小山和希に扮している。
吃音に悩み、学期最初のクラスメイトへの自己紹介でも失敗してしまう平良。萩原は「言葉で自分の気持を表現できない。目線や表情で感情を出さなくちゃいけなくて、そこは難しかったです」と役の難しさに触れつつ「清居という存在が平良にとっては絶対。ただただ美しい彼を見てという現場でした」と振り返る。八木は「自分自身が美しい存在にならなきゃいけないので立ち振る舞いは意識してました」と述べつつ、その難しさを「平良に出会って徐々に心境が変化していく。そのニュアンスを表現するのは難しかった」と語った。
MCから初恋のエピソードを聞かれると、八木は「僕は保育園の先生」と回答。「すっごい優しいのはもちろん、僕が泣いてるときにあやしてくれたんですよ。そのときに『好きかも』と、いや『あ、好きー!』ってなってました(笑)」と打ち明ける。一方、小学1年生の頃に友達と初恋の子が被っていたという萩原。3人は登下校の道が一緒だったそうで「友達と2人でちょっとかっこつけながら帰ってましたね(笑)。『今日は俺のほうがかっこよかったと思う』とか、お互いに『ドンマイ』となぐさめ合う日とか」と明かした。
キャスト陣が「〇〇な彼」と書いたフリップで互いの知られざる一面を明かす場面も。高野が萩原を「Cherryな彼」と紹介すると、萩原は「誤解を招くからちゃんと説明して」と笑う。高野曰く、萩原は玉置浩二と安全地帯のファンクラブ 「Cherry」に入るほどの大ファンだそうで、楽屋でも楽曲を流す機会が多かったという。萩原は「本当に大好きでよく流してるんです。周りが『どんだけ聴かせるんだよ!』と思うくらい(笑)。たくさん聴いていただいて、ファンを増やしたいという気持ちです」と続けた。
最後に萩原は「平良、清居、小山と1人ひとりの視点があって。同じ出来事でも3人の異なる目線で切り取っています。回数を重ねて観ていただくと印象も変わって、多角的に楽しめる作品だと思います。3人のやり取りはすごく人間味がある。それぞれ感じたままに観ていただけたらうれしいです」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「美しい彼」はMBSとテレビ神奈川ほかで11月18日より順次オンエア。坪田文が脚本、酒井麻衣が監督を担当している。
ドラマ特区 「美しい彼」
MBS 2021年11月18日(木)スタート 毎週木曜 24:59~
テレビ神奈川 2021年11月18日(木)スタート 毎週木曜 23:00~
チバテレ 2021年11月19日(金)スタート 毎週金曜 23:00~
とちテレ 2021年11月25日(木)スタート 毎週木曜 22:30~
テレ玉 2021年11月25日(木)スタート 毎週木曜 23:30~
群馬テレビ 2021年11月25日(木)スタート 毎週木曜 23:30~
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ドラマ『美しい彼』今夜スタート!
萩原利久が“美しい彼・八木勇征”を見ていた現場回想、高野洸も登壇 https://t.co/MMS7hkpbtn
原作:凪良ゆう(キャラ文庫/徳間書店)