水樹奈々、「ハトプリ」声優4人が11年ぶり集結して「奇跡だと思いました」

「映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！」の公開記念舞台挨拶が本日10月26日、東京・新宿バルト9で行われた。

本作は「プリキュア」シリーズの第18弾「トロピカル～ジュ！プリキュア」と、第7弾「ハートキャッチプリキュア！」がクロスオーバーした劇場版。10月23日に封切られ、週末の全国映画動員ランキングトップ10で初登場1位に輝いた。舞台挨拶には「トロピカル～ジュ！プリキュア」からファイルーズあい、日高里菜、「ハートキャッチプリキュア！」から水樹奈々、水沢史絵、桑島法子、久川綾が参加した。

「ハートキャッチプリキュア！」のメインキャスト4人がそろったのは約11年ぶり。日高は「控室でも、本当に『ハトプリ』の皆さんが仲良しで……ファイちゃんと『10年後に、こうなれたらいいね』って話してました」と先輩キャストとの共演を振り返る。すると久川が「絶対なる！ 大丈夫！」と声を掛け、観客も温かい拍手で賛同。2000年の「ハートキャッチプリキュア！」放送当時、高校生だったというファイルーズは「エンディングのダンスを友達と踊ってました！ なので、ご一緒できたときは感動しましたし、ハートキャッチさんが香水で変身するところが『トロプリ』のメイクで変身するところと通ずるものがあって。この組み合わせは間違いないなと確信しました」と感慨深く語った。

水樹は「こうして、皆さんの前で登壇できるのは奇跡だなと思いました」と噛み締める。水沢も「もともと『トロプリ』と雰囲気が似ていると思っていたので、できあがったものを観てからも、やっぱりいい感じになってるなと思いました」と声を弾ませた。桑島の「このコラボは、どうやって決まったのかなと思っていましたが、なんせ『ハトプリ』の座長が水樹奈々ちゃんですからね！ 無敵ですからね！」という発言には、水樹が「『ハートキャッチ』はみんなで無敵ですからね！」と照れた様子で返答し、キャスト陣の仲の良さをうかがわせた。

締めの挨拶では、水樹が「長い時を経て、こうしてコラボさせていただいて、幸せに満ちています。ハトプリの決めゼリフで『くらえ、この愛！』というセリフがあるんですけど、今回、向き合うべき相手と、その気持ちで挑んでいます。シリアス、コミカル、そして笑いあり！ 涙あり！のいろいろな要素が詰まっている映画なので楽しんでいただけたら」と改めて本作をアピールした。