ヴィゴ・モーテンセン初監督作の予告解禁、認知症になった父親との確執と絆描く

ヴィゴ・モーテンセンの初監督作「フォーリング 50年間の想い出」の予告編がYouTubeで解禁された。

認知症を抱える父との再会をきっかけに、言葉にできなかった思いを確かめ合う親子の絆を描いた本作。「エイリアン2」のランス・ヘンリクセンが認知症で過去と現在の記憶が混濁してゆく父親ウィリス、モーテンセンが航空機のパイロットとして働くジョン、ドラマ「オザークへようこそ」のローラ・リニーがジョンの妹サラ、「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」のスベリル・グドナソンが若き日のウィリスを演じた。

予告は飛行機の中ですでに死んだ妻の名前を叫ぶウィリスの姿から始まる。農場を経営していたが、認知症を発症し引退後に住む家を探すため息子のもとへやって来たウィリス。昔と変わらない横暴な父親に対してジョンが怒鳴り声を上げる姿や、ウィリスがジョンの養女モニカと距離を縮める様子などが確認できる。

「フォーリング 50年間の想い出」は11月12日より神奈川・kino cinéma横浜みなとみらいほか全国で順次ロードショー。