ムロツヨシら出演のオムニバスドラマ「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」放送

「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」が、フジテレビで10月8日25時5分から放送される。

これは京都を拠点とする劇団・ヨーロッパ企画とフジテレビが贈る“青春系・時間SFオムニバスドラマ”。ストーリーテリングパートと、時間SF要素をふんだんに盛り込んだショートドラマ3本で構成されている。ストーリーテリングパートにはムロツヨシが出演する。

ショートドラマの1本「リマインド」には、SF好きな大学生役で上白石萌歌と戸塚純貴が出演。2本目の「あいつのミラクルショット」では、矢作兼（おぎやはぎ）が京都で暮らすサラリーマンを演じた。最後の物語「乙女、凛と。」では、久保史緒里（乃木坂46）がフォークデュオのボーカル役で主演を務めている。

総合演出、全体構成、脚本、監督を担当した上田誠（ヨーロッパ企画）は「タイムマシンや時間ものについて考えることは、そのまま過去や未来、あったかもしれない別の人生に思いをはせることでもあります。時間にまつわる感情はいつだってブルースプリングでブルースでした。タイムマシンのような番組です。時間旅行へぜひ」とコメントした。

サマータイムマシン・ハズ・ゴーン

フジテレビ 2021年10月8日（金）25:05～26:05
※関東ローカル

上田誠 コメント

「サマータイムマシン・ブルース」という映画があります。僕らヨーロッパ企画が、2001年に作った舞台をもとにした、タイムトラベル映画です。この映画でムロツヨシさんと出会い、今の僕らへつながる色んな人たちと出会い、その後もたくさんの時間ものを作るきっかけになりました。映画公開から16年の時を経て、そろそろまたタイムマシンに乗ってみたくなりました。あの映画のパラレルワールドのような物語。それから時間にまつわる3つの新しい物語。ムロさんをお誘いしたら、一緒にタイムマシンに乗ってくださるとのこと。倉庫の隅っこに眠っていた当時のマシン（実物）を引っ張り出してリペアしました。そして、舞台「続・時をかける少女」でご一緒した上白石萌歌さんとは、再び時をかけ、記憶をめぐる物語を。おぎやはぎ・矢作兼さんとは、並行世界の自分自身とビリヤードするお話を。舞台「夜は短し歩けよ乙女」の主演を務めた久保史緒里さんには、少し大人になった乙女が先斗町で未来を思う話を。タイムマシンや時間ものについて考えることは、そのまま過去や未来、あったかもしれない別の人生に思いをはせることでもあります。時間にまつわる感情はいつだってブルースプリングでブルースでした。タイムマシンのような番組です。時間旅行へぜひ。