インディーズ映画界で活躍する
本作は、宇宙生物駆除を業務とする中小企業を舞台としたSF映画。カナザワ映画祭2019「期待の新人監督」などに選出された自主制作短編「宮田バスターズ(株)」が、クラウドファンディングによる支援のもと長編映画に生まれ変わった。短編に続き宮田バスターズ(株)の社長役で
坂田は「この作品で学生自主映画の頂点を目指したいです」と期待。またセットや造形物を手仕事で作り上げる坂田のスタイルに対し、渡部は「やはりそういう手法から滲み出る生モノのよさ、あたたかさがあると思いますし、そういうものの中でお芝居させて頂くと感情の入り方がまったく違いました」とコメントした。
YouTubeで公開中の予告編では、宇宙生物から町を守る宮田バスターズ社員たちの日常と活躍が映し出される。
坂田敦哉 コメント
「原始時代にあれほど建物などが作れたのだから、現代なら何だって作れるはず。」と、いったねじ曲がった信念の元、制作準備を開始しました。
結果、縦18m×横6m×高さ4メートルの撮影セットをホームセンターで買える材料費だけで製作しました。他にも、実寸大の社用車や、ロボットスーツを初め、手作り美術は無数に存在します。
2019年夏に企画開始。大小様々なトラブルに多数見舞われ、完成まで約2年を要しました。
その間、世界は大きく変わりましたが、変わらず撮影に付き合って下さったキャスト、スタッフ、お待ち頂いたクラウドファンディング支援者の皆様には感謝しかありません。
この作品で学生自主映画の頂点を目指したいです。
渡部直也 コメント
デジタル合成などで効率的に表現できる時代にあえて一からセットや造形物を手仕事で作り上げる。あとから編集でなんとでもなるシーンを不器用なまでに作っては壊し、壊しては作りで撮影する。
とても現代とは思えぬ、二十歳そこらは思えぬ、時代に逆行する映画製作をする監督ですが、やはりそういう手法から滲み出る生モノのよさ、あたたかさがあると思いますし、そういうものの中でお芝居させて頂くと感情の入り方がまったく違いました。
また坂田組にいることで、忘れかけていた童心、ものづくりの楽しさ、ワクワクさを再認識させて頂きました。
この作品を観て頂く方に、ご自身の“あの頃”の
素直で、屈託のない、無垢な気持ちを思い出して頂ければ幸いです!
映画ナタリー @eiga_natalie
宇宙生物駆除×中小企業のSF「宮田バスターズ(株)-大長編-」11月に公開決定(動画あり)
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