監督が少女の青春描く「スクールガールズ」語る「不器用さや悲惨さ、偉大さを感じて」

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スペイン映画「スクールガールズ」の新たな場面写真が到着した。

「スクールガールズ」新場面写真

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ゴヤ賞で作品賞や脚本賞などを受賞した本作は、1992年、バルセロナオリンピック開催に沸くスペインを舞台とした物語。修道院に通うセリアが、友人たちとの新たな経験を通して思春期の扉を開け、家族や自分自身と向き合っていくさまが描かれる。

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公開された写真には口紅を塗ったセリアの姿や、ステレオを抱える彼女の様子が収められた。セリアを演じたアンドレア・ファンドスは「撮影に入る前に、どんな時代だったかという説明を受けました。教育やテレビ番組の内容、クラブでどんな音楽がかかり、どうやって踊っていたかも含めてです。今では考えられないことも多く、驚きもありました」とコメントしている。

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自身も修道院で学んだ監督のピラール・パロメロは「自伝的な映画ではありませんが、92年に私がセリアの年齢、つまり主人公の年齢だったことと重なります。バルセロナオリンピック、セビリア万博が開催された、スペイン近代史においても非常に重要な年でもあります」と述べ、「心がけたことは、女の子たちを助け、自由を与え、彼女たち自身でいられるようにすることでした。ほとんどの子にとって映画に出演するのは初めての経験でしたが、とても意欲的で、喜んで参加してくれました。最終的にはキャラクターを演じるのですが、そのキャラクターは、彼女たちのありのままの姿にもとづいています。それぞれの個性、反応や笑い方、性格などがほぼそのままスクリーンに映し出されています。彼女たちがとても勇敢で、とても寛大だったおかげだと思います」と振り返る。

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また、パロメロは「何よりも、セリアが生きていることを感じてもらい、彼女と一緒に生きてもらいたいと思っています。思春期への扉を開ける過程での不器用さや悲惨さ、偉大さをもう一度感じてもらいたいです。願わくば、ご自身の思春期への道のりや、ご自身の両親にも10代の姿があったことに思いを馳せてもらえたらと思います」と観客へメッセージを送った。

「スクールガールズ」は明日9月17日より東京・新宿シネマカリテほかで公開。

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