秋元康×徳尾浩司による青春ドラマ放送、ヒロインは「私が女優になる日＿」勝者

企画・原案を秋元康、脚本を徳尾浩司が担当するドラマ「この初恋はフィクションです」がTBS系で10月にスタートする。

本作は、誰も会ったことのない“不思議な転校生”に振り回される高校2年生たちが織りなす青春群像ラブストーリー。物語の主人公は学年1位の成績で、恋愛に奥手な倉科泉だ。“とんでもないイケメン”と噂される転校生・祖父江広樹がクラスに来るはずだったが、彼は初日から欠席してしまう。さらに欠席を重ねていくうち、根も葉もない噂話だけがどんどん広がっていく。そんな中、泉は担任から祖父江へ宿題を届ける係に任命され、LINEで彼と連絡を取るようになるのだった。

現在放送中の女優発掘・育成プロジェクト番組「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』」の演技バトルで1位に輝いたメンバーが、ヒロインとしてドラマ初出演にして初主演を飾る。そのほか主要キャストである女子生徒役も、演技バトル上位者が担う。演出には宮崎陽平、「この恋あたためますか」の岡本伸吾と小牧桜が名を連ねた。

完全オリジナル脚本で、TBS史上初となる深夜の帯ドラマである本作は、民放初となるYouTubeでの全話配信を実施。月曜から木曜の放送回をその週の金曜に一挙配信する。

秋元は「新人女優のデビュー作に相応しいドラマということで、日常と非日常の間を行ったり来たりするような学園ドラマを企画しました。まだ、顔が知られていない彼女たちだからこそ、リアリティのある女子高生を演じられるんじゃないかと思っています」とつづり、徳尾は「恋に、進路に、そして祖父江って何者!?と楽しめる要素が盛り沢山です。謎が謎を呼ぶ展開を、深夜はもちろん通学・通勤の合間にも楽しんでいただけるとうれしいです」と述べた。このたびイラストレーターのサンレモが描いた、イラスト版ポスタービジュアルも到着している。

「この初恋はフィクションです」は毎週月曜から木曜の各日24時40分よりオンエア。

この初恋はフィクションです

TBS 2021年10月スタート 毎週月曜～木曜 24:40～24:55
※一部地域を除く

秋元康 コメント

新人女優のデビュー作に相応しいドラマということで、日常と非日常の間を行ったり来たりするような学園ドラマを企画しました。まだ、顔が知られていない彼女たちだからこそ、リアリティのある女子高生を演じられるんじゃないかと思っています。脚本の徳尾浩司も昔からの仲間ですし、プロデューサーの松本友香もこのオーディションを一緒に立ち上げたスタッフですので、気心の知れたチームで面白い作品になるでしょう。

徳尾浩司 コメント

一度しか訪れない青春の中でも、高校3年間というのは私にとって特別なものでした。楽しいことも苦しいことも、どの瞬間を切り取ってもキラキラとして存在している。そんな儚く美しい時間を、新しい女優さんたちと共に、大切に紡いでいけたらと思います。恋に、進路に、そして祖父江って何者!?と楽しめる要素が盛り沢山です。謎が謎を呼ぶ展開を、深夜はもちろん通学・通勤の合間にも楽しんでいただけるとうれしいです。

松本友香（プロデューサー）コメント

新たな放送枠、新たな配信の形、そしてこの作品がデビューとなる「私が女優になる日＿」から選ばれた新人俳優の方々と作る今作は、「新」というワードがたくさん詰まっており、これまでのドラマ制作の形式にとらわれないチャレンジングな作品になると感じております。物語も、王道な学園ラブストーリーに秋元先生の代名詞である考察型ミステリーの要素が加わり、エモい青春×ソフトサスペンスで、“エモサス”な世界をお届けできると思っています。地上波放送はもちろん、YouTubeでの全話配信を通して、視聴者の方々の生活の隙間時間にフィットし、多くの方々に見ていただけるとうれしいです。