ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020で北海道知事賞を受賞した映画「
14歳で映画制作を始めた
予告編では、コスメを愛する美大生・東条アヤカが、ナンパしてきた自称・映画監督の柴島恵介に薬物を盛られ、暴行を受けるさまが映し出される。そしてアヤカは、それぞれ悩みを抱えた大学院生のサトミ、アパレル店員のユミとともに、復讐のため立ち上がる。
このたび本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。お笑い芸人の
なお大久保の新作「令和対俺」が、9月16日から開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021のコンペティション部門に出品されることも決定。大久保は同映画祭への2年連続ノミネートを果たした。
「Cosmetic DNA」は10月9日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。
永野(お笑い芸人)コメント
ありとあらゆるアイディアをぶち込んで、フェミニズムはおろか映画業界とオタク界隈とタランティーノと果ては監督自身までもが議論しながら最終的には観てる自分も議論に参加していた110分でした!
観賞後ジョン・ライドンが歌う「Anger is an energy」というフレーズが頭の中で鳴りました。上手い映画は世の中たくさんありますが、血がたぎってる映画にはなかなか出会えません。監督の未来に幸あれ!
梅沢壮一(映画監督)コメント
とんでもないエネルギー。とんでもない発想。
全編隅から隅まで余すところなく注がれた大久保監督から3人の女性への愛!
その眼差しと情熱に感動する……。
ヤバっ! ボーッと感動してたらオレも彼女たちに殺されかけていた!!
まったくとんでもない映画だ!!
もっちゃん(YouTuber)コメント
最初から最後までアクセル全開の脳内麻薬作!!
互いに認め合い、補い合う3人の女の子たちが最高に可愛くて眩しかった。
誰にも、私という存在を搾取させない。
辻凪子(俳優)コメント
攻めに攻めた表現に見え隠れする映画少年の顔。と思いきや、全てを裏切られてしまった。
最低を最高に描く、これがファンタスティックか……!(驚愕してます。)
本田隆一(映画監督)コメント
観客の予想の斜め上いく感性でストーリーを自在に展開させ、聴かせたい音楽を爆音で流し、極彩色のエフェクトで味付け。B級趣味も全開に、監督のやりたいことを徹底的にやっていそうな、まさに正統派な自主映画だと思って観ていると、不意に社会性を持ったテーマが重厚に語られたりする。
そのアンバランスさも含めて、完成度の高い“怪作”だと思う。
田口敬太(映画監督)コメント
ショットの氾濫とめまぐるしいスピードの中に登場人物たちが溶け込んでいて総体で一つの画を見たような印象の映画でした。何よりも作品を作る情熱が伝わってきました。
クレゴン太(俳優)コメント
17歳で感じた苦しみと殺意が蘇った。泣いていた。あの頃に出会いたかったよ、
逃げることなく、世の中と向き合って闘っているこの映画を支持したい。目を背けずに、男女関係なく、ひとりの人間として、僕も生きてる限り闘いたい。
愛があれば変わると信じてる。届くと信じてる。
近藤珠理(俳優)コメント
自分が女の子かどうかわからない、女の子で居ることが辛い。
そんな可笑しな気持ちは認められず、ただ傷つけられてしまう「子ども」がいます。
リズムに乗った哲学、愛らしい狂気が、悩みながら生きることを、強い女の子の存在を、おままごとみたいに軽快に、肯定してくれました。
役者さん、スタッフさん、そして監督さん、素晴らしい映画をありがとうございます!
オリバー・ゲオルグ(ハンブルク日本映画祭代表)コメント
そしてショッキングな内容を綴った作品に、ユーモラスなトーンを与えているのは、これらの映像と大胆不敵に描かれたキャラクターの存在だろう。
映画ナタリー @eiga_natalie
ゆうばり受賞作「Cosmetic DNA」予告編、コスメを愛する女性の復讐劇(コメントあり / 動画あり)
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