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“バスケットボール界のキング”であるレブロン・ジェームズが本人役で主演を務めた本作。映画会社ワーナー・ブラザースのAIスーパーサーバに飲み込まれたレブロンが、人質にされた息子ドムを救うためeスポーツバトルに挑むさまが描かれる。田中ら5人は、バーチャルワールドでレブロンたちの前に立ちはだかるデジタルチーム・グーンスクワッドのメンバーに声を当てた。
グーンスクワッドの面々は、NBAやWNBAのトップ選手たちをスキャンし、アップグレードしたキャラクターという設定。アンソニー・デイビス / ザ・ブロウ役の田中は「経験はないけどバスケットボールとNBAが大好きでずっと観てきたので、レブロンが本作に出演するという情報も知っていました。そこに自分が声優として関われるなんて思ってもみなかったので、お話をいただいたときはめちゃくちゃうれしかったです」と喜びを明かす。
元サッカー日本代表選手の中澤は、デイミアン・リラード / クロノスに声を当てたアフレコを「僕は現役のときにディフェンスだったので、レブロンをどうやって止めようかなと、ガチでディフェンスする気持ちでアフレコさせていただきました。アスリート魂が出ちゃいましたね」と回想した。
バスケ好きでゲームクリエイターとしても活躍する野田は、クレイ・トンプソン / ウェット・ファイヤーを演じ「初めての声優でした。収録のあとに丸山さんと村上さんと個々にお会いして、どちらも元アスリートの方たちだったので、『僕、おもしろアスリートだと思われて呼ばれてるのかな?』と思いました」と率直に話す。またこのイベントでMCを務めた相方の村上は、完成作品の感想を「『あ、野田だ』って思うとそこから集中できなくなる。恥ずかしくもあって。大丈夫かな、できてるかなって親みたいな気持ちにもなった」と述べつつ、「自分が声優に選ばれなかった理由が今わかりました。僕しか太ってないですね(笑)」と笑いを誘った。
イベント後半には、吹替キャストたちがゲーム対決を実施した。映画の魅力をプレゼンする対決では、野田がゲーム要素の面から作品をアピール。「普通のゲームではないんですよ! 技術点が入りまくり、キャラクターが飛びまくり……のなんでもありのゲームなんです。昔、『くにおくん』シリーズのバスケットボールのゲームがありまして、本作のコートゲームはくにおくんを思い出しました」と語る。ネカ・オグウマイク / アラクネカ役を務めた元女子サッカー日本代表選手の丸山は「ペニーワイズ、キングコング、ワンダーウーマンと、右も左も上も下も、本当に深い下までも、ワーナー・ブラザースのキャラクターが出てきた」とお薦めポイントを述べた。
続くシューティングゲーム対決では、ダイアナ・トーラジ / ホワイト・マンバ役を担当したプロフィギュアスケーターの村上佳菜子が最多得点を獲得。プレゼン対決の成績も含めて1位に輝いた村上佳菜子は、賞品のBlu-ray BOX「ベスト・オブ・ワーナー・ブラザース 90周年記念50フィルム・コレクション」を贈呈され、「いただいたDVDをすべて観たいと思いますし、本作も絶対皆さんに観てもらいたい」とコメントした。
マルコム・D・リーが監督を務めた「スペース・プレイヤーズ」は8月27日に全国で公開。
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