Hulu「HU35」5名が作品制作し最終選考へ、沖田修一「たどり着き方は自由」

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「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(HU35)」のファイナリスト発表イベントが、8月3日に東京・Hulu本社で開催された。

「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト発表イベントの様子。

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「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ビジュアル

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「HU35」は、35歳以下を対象とした映像クリエイターの発掘および育成プロジェクト。35歳以下であればプロ・アマ問わず応募可能で、ファイナリストに選ばれた5名が制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を担当する作品の制作に挑戦する。完成した5作品は、その制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに2022年2月頃にHuluで独占配信。さらに3月の最終選考でグランプリに選ばれると、賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。

沖田修一

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イベントには、審査員を務めた映画監督の沖田修一、俳優の橋本愛、劇作家・小説家の本谷有希子、芸人・脚本家のシソンヌじろうが登壇した。2次選考を通過した10名の企画プレゼンを受け、審査員がファイナリスト5名を選定。選考の結果、「ウーマンウーマンウーマン」や磯村勇斗のInstagram生配信映画「コロッケを泣きながら」などを手がけた映画監督・近藤啓介をはじめ、19歳の大学生、テレビ局で制作に携わる2名、背水の陣で応募したという33歳の演出家がファイナリストに選ばれた。

橋本愛

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審査員長の沖田は、これから各40分の作品制作に挑む5名へ「作品のたどり着き方は自由だからがんばってほしい」「これからいろいろと厳しい現実が待ってると思いますが、負けないでほしい」とメッセージを送る。「芸術文化に関わる身としては、文化が守られていかなければいけない」と考えを述べる橋本は「今日お会いした10人の方も熱量だったり、気持ちが本当に伝わってきた」と話した。

本谷有希子

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シソンヌじろう

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さらに本谷は「ファイナリストとして5作品選びましたが、もちろんすべて(審査員)全員の意見が一致したわけではない」「今回選ばれなかったとしても、あきらめないでほしい」とコメントし、じろうは「選ばれるのは2分の1の可能性だったから、悔しいとは思うけど、ここで腐らずにがんばってほしい。チャンスは必ず巡ってきます」「作りたいものを作り続けてください」とファイナリストに挑んだ参加者たちにエールを送った。

「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト5作品

「脱走球児」近藤啓介 28歳 職業:映画監督
「まんたろうのラジオ体操」老山綾乃 22歳 職業:テレビ局勤務(制作)
「鶴美さんのメリバ講座」幡豆彌呂史 19歳 職業:大学生
「速水早苗は一足遅い」上田迅 33歳 職業:演出家
「瑠璃とカラス」吉川肇 27歳 職業:テレビ局勤務(制作)

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