「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(HU35)」の1本「脱走球児」のキャストが明らかに。ドラマ「美しい彼」の櫻井健人、ドラマ「主人公」の木戸大聖がダブル主演を務める。
映像クリエイターの発掘・育成プロジェクト「HU35」は、35歳以下を対象にファイナリストに選ばれた5名が、制作費1000万円で各40分の作品制作に挑むもの。
球児を演じたキャストの多くが坊主頭のため、自身も頭を丸め気合いを入れて撮影に臨んだという近藤。「ミッドナイトスワン」の撮影・伊藤麻樹、照明・井上真吾らプロの映画制作チームとの仕事について、近藤は「本当にいい映画を作りたいという思いを持った方ばかりで、仕事と割り切らず自ら自分の首を絞めても、誰一人妥協しようとしないのがすごいなと刺激を受けています」と語る。またクランクアップを迎えた際の心境を「とにかく全力でした。短い撮影期間でしたが、あまり覚えていないくらい全力でした。ただ撮影中にいっぱい笑ったことは覚えています。そんな日々の中。どういうわけか、自分でも手に負えないくらい変で特別なものができた気がします。青春ってそういうことな気もします。 楽しみにしておいてください!」と明かした。
決死の思いで寮を脱走する本田セイジと遠藤まさおに、それぞれ櫻井と木戸が扮した。そのほか「ベイビーわるきゅーれ」の
「HU35」の5作品は制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに2022年2月頃にHuluで独占配信。さらに3月の最終選考でグランプリに選ばれると、賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。
櫻井健人 コメント
「脱走球児」の撮影は、クランクアップしてから数週間経った今でも、撮影が続いている夢を見る程、濃密な時間でした。近藤監督の独創的なアイディアや諸先輩方の芝居に心揺さぶられ、ワクワクしながら熱く、全力で駆け抜けました。また、映画への愛が溢れる近藤組、企画に参加させて頂けたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。是非楽しみにして下さると嬉しいです。
木戸大聖 コメント
毎日が“体力勝負”の撮影でした。公道や山道など、とにかく息を切らしながら沢山走りました。2人が外の世界に飛び出してから出会う個性豊かな共演者の方々とのお芝居も本当に楽しかったです。読み合わせ直後に監督が気合入れのために頭を坊主にした時は、この作品にかける監督の想いをストレートに感じて、僕も遠藤を演じさせてもらう以上、監督のその熱い想いに応えたいと思いました。決死の思いで脱走する2人、そして外の世界に出て2人がどうなるのかを楽しみに見ていただけたら嬉しいです。
本宮泰風 コメント
高校球児が主人公という事で、坊主頭にしたキャストが多くいた。すると監督も坊主頭で撮影現場に現れた。一瞬にして役者の信頼を得ることになる。若い監督にもこういう人間がいるのかと思った。こういう人間性は必ず映像の中に映し出される。賞金の使い道と監督権を得た作品のキャスティングが気になるところだ。
濱田マリ コメント
競技人口の多い野球というスポーツでプロになりたい!と頑張る人たちの原動力ってなんだろう…何であんなに頑張れるんだろうと常々思っていたところに、素敵な回答をもらったような作品でした。いろんな球児クンがいて、とっても素敵。とってもキュート。登場人物のしぐさや癖に非常にこだわる、近藤監督の演出の癖が好きです。
映画ナタリー @eiga_natalie
野球以外の青春を謳歌、HU35「脱走球児」で櫻井健人と木戸大聖がW主演(コメントあり)
https://t.co/YlKXUkG0Z3
#HU35 #脱走球児 #近藤啓介 https://t.co/eMIaYyCIAo