本作は、血のつながらない父・森宮と暮らしている高校生の優子と、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花の人生が交錯するさまを描く物語。永野が優子、田中が森宮、石原が梨花に扮した。
場面写真には複雑な家庭環境ながらも前向きに人生を歩んでいく優子、不器用ながらも優子のためにいつも一生懸命な森宮、そして妖艶な笑みを浮かべる梨花の姿が切り取られた。なお原作小説を手がけた瀬尾まいこは、本編を鑑賞して「とてもドラマチックな映画で、原作を書いたことなどすっかり忘れ、ドキドキしながら夢中で見ていました。出てくる人みんな愛情にあふれ魅力的で、見終えるのがさみしくなりました。素敵な映画にしていただき、ありがとうございました」と感想コメントを寄せた。
あわせて、永野が文春文庫のフェア「2021 文春文庫 秋 100 ベストセレクション」のイメージキャラクターに抜擢されたことが発表された。このキャンペーンは9月1日より書店店頭などで順次展開され、目玉作品の1つとして原作小説が選ばれている。祖父の影響で幼い頃から本に親しんできた永野は「本屋さんはその1日を活気づけるところでもあるので、そこに自分の姿があると考えると、ちょっと恥ずかしい気持ちもありながらも、堂々と本屋さんに行ける気もして嬉しいです」と語った。
永野芽郁 コメント
単純に本を読むということが好きなので「皆さんも本を読みましょうね」とか「好きな本はなんですか」と問いかける存在になれるのはすごく嬉しかったです。本屋さんはその1日を活気づけるところでもあるので、そこに自分の姿があると考えると、ちょっと恥ずかしい気持ちもありながらも、堂々と本屋さんに行ける気もして嬉しいです。
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