宮野真守が「竜そば」原作小説を朗読、演じるキャラクターの劇中カットも公開

細田守の新作長編アニメーション「竜とそばかすの姫」より、宮野真守が原作小説を朗読する姿を捉えた映像がYouTubeで解禁された。

YouTuberのひとかわむい太郎、ぐっとこらえ丸という一人二役で「竜とそばかすの姫」に出演する宮野。YouTubeチャンネル・KADOKAWAanimeで公開中の映像には、細田が手がけた小説の冒頭を宮野が読み上げるさまが収められた。同動画は全国2000店の書店内モニタでも放映が決定している。宮野は「主人公のすずが持つちょっと乾いた部分というか、孤独な部分みたいなものを表現できればいいなと思って読んでみました」と述懐。コメント全文は下部に記した。

さらにこのたび、ひとかわむい太郎とぐっとこらえ丸の劇中カットが公開。キャラクターデザインは「サマーウォーズ」に登場する仮想世界「OZ」のキャラクターであるキングカズマ、仮ケンジも担当した岡崎能士と岡崎みなの共作となっている。

50億人以上が集うインターネット仮想世界「U」と出会った高校生すずを主人公に据えた「竜とそばかすの姫」。歌姫の“ベル”というアバターで一躍注目を浴びるすずの前に、竜の姿をした謎の存在が現れるさまが描かれる。すず / ベルの声と劇中歌の歌唱をミュージシャン中村佳穂が担う。

「竜とそばかすの姫」は7月16日より全国ロードショー。原作小説は角川つばさ文庫からも明日6月30日に発売予定だ。

宮野真守 コメント

朗読の機会をいただき、とても光栄でした。
細田監督の大きな世界観の設定みたいなものが
しっかりと植え付けられるような冒頭でわくわくしました。
主人公のすずが持つちょっと乾いた部分というか、孤独な部分みたいなものを
表現できればいいなと思って読んでみました。
映画もかなりすごいことになっているので、是非ご覧ください！