「ハングマンズノット」「ある用務員」などで知られる
本作は社会に適合できない殺し屋コンビを主人公にした青春バイオレンスアクション。高校卒業後は“オモテの顔”として社会人にならなければいけない2人が、公共料金の支払いやアルバイトなど、社会の公的業務や理不尽な人間関係に揉まれていく日常が描かれる。
舞台版「鬼滅の刃」の禰豆子役で知られる
高石と伊澤のほか、
「ベイビーわるきゅーれ」は東京・テアトル新宿ほか全国で順次ロードショー。現在、特報がYouTubeで公開中だ。高石と伊澤によるコメントは下記に掲載した。
※記事初出時、一部事実と異なる記述がありました。お詫びして訂正します。
高石あかり コメント
作品とちさと、
どちらも二面性によるギャップと違和感をずっと大切にしていました。
ちさとの中には、
“ものすごく素直な天真爛漫の彼女”と
“どこか達観している彼女”がいて、
台本を頂いた時からその対照ははっきり見せたいなと思っていました。
そういうところ含め、
ちさとと重なる部分が多かったです。
作品に多く登場する銃。
私たちの普段の生活から凄くかけ離れた存在ですが、
銃を持つ二人がどこかすごく自然だと、
逆に、そんな彼女らに違和感を感じてもらえるよう、
撮影外でも常に持っていました。
彼女たちの中では日常の一部に“殺し屋”があって、
それを非日常としない二人にクスッと笑えたり、
少しゾッとしたりと楽しんでいただけるのかなと思います!
伊澤彩織 コメント
私とまひろの間には多くの共通点がありました。動くことしか取り柄がないところや、寝るのが好きなところ、ナイフや銃などの武器をカバンのなかに入れて仕事に向かうところも、私と一緒です。なので、まひろの感情は自然と考えていくことができました。
アクションは、園村健介さんにしか思いつかない唯一無二の立ち回り。スタントを生業とする私が全力で芝居と向き合い、暴れまくりました。史上最高に難しかったけれど、今までに見たことのないファイトシーンが生み出されたと思います。
くだらないことで笑って、すぐ愚痴って、おいしいものを食べて生きる彼女たちの何気ない暮らしのなかに、いろいろな戦いが起こります。不器用な人たちが成長していく様子を、のんびり楽しんで、愛おしく思ってもらえたら嬉しいです。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
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映画ナタリー @eiga_natalie
阪元裕吾の新作は女子高生殺し屋コンビの社会勉強描く「ベイビーわるきゅーれ」(動画あり / コメントあり)
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