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南杏子の同名小説を「ソロモンの偽証」の成島出が映画化した「いのちの停車場」は、在宅医療に携わる医者や看護師、そして患者と家族の姿を描くヒューマンドラマ。ある出来事をきっかけに故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める医師・白石咲和子を
応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が詞を付けたもの。映画「いのちの停車場」の製作総指揮を担当するも、2020年11月に死去した東映グループ元会長・
西田は楽曲について「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました」とコメント。村治は「演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました」と西田を絶賛し、吉永は「“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と述べている。YouTubeでは西田が歌唱するさまを収めた映像が公開中だ。
「いのちの停車場」は5月21日より全国ロードショー。
西田敏行 コメント
岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。
村治佳織 コメント
西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。
吉永小百合 コメント
優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
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西田敏行の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
西田敏行が「いのちの停車場」応援歌を歌唱、作詞・小椋佳、作曲は村治佳織(コメントあり / 動画あり)
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