2009年に放送がスタートした特撮ドラマ「仮面ライダーW」は、桐山漣と菅田将暉がダブル主演を務めた平成仮面ライダーシリーズ第11弾。桐山演じる私立探偵・左翔太郎と、菅田扮する謎の少年・フィリップという“2人で1人の仮面ライダー”の活躍がつづられた。
アニメ版のもとになるマンガ「風都探偵」は「仮面ライダーW」と同じく三条陸が脚本、クリーチャーデザインを寺田克也が担当し、
アニメには総合プロデューサーとして、「仮面ライダーW」でプロデュース、「風都探偵」で監修を担当した塚田英明が参加。塚田は「風都の物語は、ついに『アニメ』という新形態を現します」と述べ、「仮面ライダーW」の挿入歌「Cyclone Effect」の歌詞になぞらえ「『きっと強くなれる 次のステージへ風が連れていくよ』という節目です。今回集結していただいた優秀なアニメクリエイター陣が、ここで言う『風』。前述の『ファンの気持ちを常に想定した視点』を心掛け、必ずや“満足”へお連れします!」と意気込んでいる。
※桐山漣の漣はさんずいに連が正式表記
塚田英明(総合プロデューサー)コメント
ある原作が違うメディアになった時、「こうじゃないんだけどなあ」と不満に思うことありませんか? 「主人公はこんなこと言わない」「なんかテンポが悪い」「知っている説明をクドくしないで」等々。でも、そんなストレスが一切無かったのが、実写ドラマ「仮面ライダーW」がマンガ「風都探偵」になった時でした。
マンガ「風都探偵」は、「『W』のその先の物語」を描いた正統続編。そもそも「内容」が新しいから刺激的なのですが、それプラス「技術」の面もあるのです。僕も監修していて驚いたのですが、原作の三条陸センセイはなんと「ドラマの『W』を観ているのと同じ感覚で読める」ことを計算してマンガを設計しているのです!
その考えのベースには三条さんの「ファンの気持ちを常に想定した視点」があります。だから読者の皆さんは驚くほどストレスフリーに風都の新たな物語を享受出来たのです。
風都の物語は、ついに「アニメ」という新形態を現します。挿入歌「Cyclone Effect」の歌詞になぞらえるならば、「きっと強くなれる 次のステージへ風が連れていくよ」という節目です。今回集結していただいた優秀なアニメクリエイター陣が、ここで言う「風」。前述の「ファンの気持ちを常に想定した視点」を心掛け、必ずや“満足”へお連れします!
アニメ「風都探偵」────仮面ライダーWの次のステージにご期待ください!
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