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本作は、ノルウェーのブラックメタルバンド「メイヘム」に起きた衝撃的な出来事を、実話をもとに描いた物語。主人公ユーロニモス役の
ミュージシャンの
このたび、東京の飲食店が「ロード・オブ・カオス」とのコラボメニューを提供することも決定。また、東京・タワーレコード新宿店で本作の場面写真がパネル展示される。3月24日から4月30日に原作本「ロード・オブ・カオス 復刊 ブラック・メタルの血塗られた歴史」を購入すると、映画の劇場招待券が当たる抽選に参加できる。
さらに劇場限定でTシャツ3種とパンフレットを販売。東京・シネマート新宿では3月26日の最終回上映後、SIGHの川嶋未来、音楽ライターの増田勇一、雑誌「ヘドバン」編集長の梅沢直幸がトークを行う。
「ロード・オブ・カオス」は3月26日よりシネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで順次公開される。
※「ロード・オブ・カオス」はR18+指定作品
清春(ミュージシャン)コメント
ブラック・メタル、詳しくなくて内容いろいろショッキングでした。
やっぱ、こうして後々、映画になっちゃうような、ファンじゃない人達もそれを観て衝撃受けるようなストーリーがロックには必要不可欠なんだと再確認出来ました。
改めて思いますが、僕らの生まれた国、ひたすら平和ですね。
ビビる大木(お笑いタレント)コメント
オレは何を観てしまったのか? ワビサビもない、哀愁もない、青春もない。
オレはポーザーで結構。スコーピオンズを聴きます!
なのに、なのにメイヘムを買っちゃったよ!!! バカヤロー!!
マーティ・フリードマン(ミュージシャン)コメント
この映画を、あまり観て欲しくないという気持ちもありますね。
メタラーは危険だって誤解されるかもしれないから。
※intoxicate vol. 150より
尾崎世界観(クリープハイプ)コメント
ファンには絶対に勧められない。観たら駄目だ。
今でもまだ、ゴムを噛んだ時のようなあの微妙な感じが残ってる。
でも、死ぬ前に思い出すのはこういう映画なのかもしれない。
あー、自分たちが何の変哲もない普通のバンドで良かった!
KOBAMETAL(音楽プロデューサー)コメント
結論から申し上げると、この映画は観てはいけない。
映画ではあるが、あまりにも生々しくて、感じるはずのない「匂い」が感じられるのだ。
ライブハウス特有の酒やいろんな煙が入り混じった匂い。
Schweigaards gateをすり抜ける透き通った北欧の風の匂い。
自らが現地に赴き、体感した匂いの記憶に加え、この映画のおかげで、知るはずのない匂いの記憶まで感じられてしまうことが、あまりにも恐ろしい。
神を焼き尽くす悪魔の炎の匂い。そして、赤く染まった鋼鉄の刃の匂い。
もちろんこの映画を観たい方を引き留めるつもりはない。「ブラック・メタルワールドへようこそ!」とテーマパークのウェルカムゲートのキャストのように、明るく元気にお出迎えしよう。
ただし、この映画を通して、ブラック・メタルワールドに浸る前に、行きの切符と同時に帰りの切符も必ず手に入れておくことをお勧めする。
片道切符では生贄にされてしまうぞ。
迷える小山羊にならないように、みなさんお気を付けて。
川嶋未来(SIGH)コメント
「今日は教会放火の話はしないでくれ。ICPOが俺たちの会話を盗聴している可能性があるんだ。」電話越しにそんなことを言っていたユーロニモス。
ICPOってあのインターポール? そもそも教会を焼き払い、それを吹聴し、それで逮捕もされないなんてあり得るだろうか? ヘヴィメタル特有のギミックではないのか?
インターネットもなかった時代、その真偽のほどを見定めるのは容易ではなかった。
そのくらい、彼が伝える話の内容は現実離れしていたのだ。
しかし、蓋を開けてみれば、すべてが真実だった。
放火も、自殺も、そして殺人も。
この「ロード・オブ・カオス」に描かれているように!
益子寺かおり(ベッド・イン)コメント
あゝ無情。こんなに切なくて残酷な青春映画、やまだかつてない!
メタラーの間では伝説のように語られている、悪名高いメイヘムの逸話。そのイメージを覆す、ピュアで繊細な少年たちの人間ドラマがここにあった。
モノホンを追求するほど加速するパフォーマンス。少年たちが作り上げた過激なルールが、救いようのない悲劇を生む。
ピュアさゆえの狂気、若さゆえの過ち。
きっと誰の心の中にもメイヘムは潜んでいる。
冠徹弥(THE冠)コメント
どえらいものを観てしまった。
しばらく頭にこびりついて離れない程ショッキングな作品だ。
そういや90年代当時あらゆるメタルに精通していたバンドメンバーにメイヘムの曲を聞かされた事があったな。
その時ブラック・メタルに興味を示さなかったが、もしこの狂気の音楽にどっぷりはまっていたら俺はどうなっていただろう。
団長(NoGoD)コメント
「思想」は音楽にとって非常に重要なものだと私も認識しているが、彼等のそれは倫理観、そして音楽を置き去りにしていた。
以前「UNTIL THE LIGHT TAKES US」というブラック・メタルのドキュメンタリーを観た時よりも、今作品を観た衝撃の方が遥かに大きかった。
この映画を軽い気持ちで観るのはお勧めできない。白塗りメタルバンドマンのコメディでは決してない。
これは「思想」に取りつかれた若者たちの狂気を描いた「事実」でしかないのだから。
川西全(TBS報道局)コメント
ちょっとした虚栄心や嫉妬がエスカレートし、暴走につながるという「若者の危うさ」が良く描かれていました。いちメタルファンとして誤解を恐れずに言えば、メタルというのは音楽性がどうというよりも、反抗心を含む「精神性」にアイデンティティーがあると考えています。基本的に悪魔崇拝などは、そういった反抗心の発露の「手段」であり、「ポーズ」であることがほとんどですが、「ガチな人たちとぶつかるとどうなるか」というメタル界でよくあるテーマが描かれていて溜飲が下がる人もいると思います。「ヘヴィ・トリップ」とは全然ジャンルが違う映画なので、観る前に覚悟が必要ですが、エンドロールまで席を立つことができない、そんな映画です。
ダディ 🪬 @dadditter
尾崎世界観、KOBAMETALが警告…「ロード・オブ・カオス」鑑賞者コメント到着 https://t.co/xWgSC0nlZY
ドキュメンタリーなら観たかったな、例のボーカルが銃で頭吹き飛ばしたジャケットは映すのかな