実在するブラックメタルバンド・メイヘムの青春を描いた映画「
本作の幕が上がるのは1987年のノルウェー・オスロ。19歳のギタリスト、ユーロニモスはボーカルのデッドたちとともに「真のブラックメタル」を追求する新バンド・メイヘムの活動に熱中していた。コープスペイント(死化粧)、ライブ中に自分の体を切り刻む、ブタの頭を投げるなどのパフォーマンスで話題を呼ぶデッド。その過激さからメイヘムはブラックメタルシーンに熱狂的に迎えられるが、やがて自分たちも想像していなかった狂乱の事態に陥っていく。
監督を務めたのはブラックメタルに多大な影響を与えたバンド「バソリー」の元ドラマーであり、ザ・ローリング・ストーンズ、マドンナ、メタリカのMVや、「ホースメン」「ポーラー 狙われた暗殺者」といった映画を手がけてきた
アカーランドは本作の日本公開を「非常にハッピーだよ」と喜んでおり、「この瞬間をずっと待ち続けてきた。日本のお客さんが楽しんでくれるといいな」とコメント。「映画館で観てもらえるといいな。ほかの人たちと一緒に大きなスクリーンで観るべき素晴らしい映画だからね」と語っている。
※「ロード・オブ・カオス」はR18+指定作品
ジョナス・アカーランド コメント
過去20年間、さまざまな監督がさまざまな形でこの作品を監督するという話が出ていた。何人かの監督が、この作品に手をつけ完成させようとしていたことも知っているよ。興味深いストーリーで、良い映画を作れるだろうと思っていたから、私も気にかけていたんだ。だけど、急いでこちらからアクションを起こすことはしなかった。そうしたら、日本人のプロデューサーがやって来てね。原作「ブラック・メタルの血塗られた歴史」の権利を持っていると。私のところに来る前に、彼は日本人の監督にこのプロジェクトをやらせようとしていたようだ。だけど、正直結局その監督がどうなったのかはわからない。彼がこの話を持ってきたとき、すでに私はこの映画についてずっと考えていた。本はインスピレーションとしてはあまり使わなかったのだけれど、いろいろな権利がクリアされていて助かったし、彼は私の良いパートナーでもある。そこから映画完成までの長い旅が始まったんだ。第一に、この映画が日本で公開されるというのは非常にハッピーだよ。この瞬間をずっと待ち続けてきた。日本のお客さんが楽しんでくれるといいな。日本人のプロデューサーが私のパートナーであるということもあり、日本公開が1つのゴールでもあった。映画館で観てもらえるといいな。ほかの人たちと一緒に大きなスクリーンで観るべき素晴らしい映画だからね。
ビニールタッキー @vinyl_tackey
うおおジョナス・アカーランド監督の『ロード・オブ・カオス』がついに3/26日本公開…!
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