バリアフリーのオンライン型劇場「THEATRE for ALL」本日配信スタート

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バリアフリー対応のオンライン型劇場「THEATRE for ALL」が、本日2月5日よりプログラム配信を開始した。

「THEATRE for ALL」ビジュアル(Illust:Asuka Watanabe、 Akari Design:Taeko Isu)

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「THEATRE for ALL」視聴ページのイメージ。

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「THEATRE for ALL」は演劇、ダンス、映画、メディア芸術を対象に、日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応を施した映像作品を配信する日本で初めてのサービス。オリジナル作品を含む約30作の映像作品と、約30本のラーニングプログラムが配信される。

「白い鳥」(撮影:市川勝弘)

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「hesheit」 (c)2004 Wisut Ponnimit

「hesheit」 (c)2004 Wisut Ponnimit[拡大]

このたび、6作品のプログラムが追加に。全盲でありながら20年以上にわたり美術鑑賞を続ける白鳥建二氏を追ったドキュメンタリー「白い鳥」や、タイと日本で活躍するアーティストのウィスット・ポンニミットが、初期のマンガシリーズを自らアニメ化した「hesheit(ヒーシーイット)」などがラインナップに並んだ。

佐藤雅彦オンライン授業「映像とコミュニケーションデザイン」ビジュアル

佐藤雅彦オンライン授業「映像とコミュニケーションデザイン」ビジュアル[拡大]

さらに、テレビ番組「ピタゴラスイッチ」などを手がける佐藤雅彦によるオンライン授業「映像とコミュニケーションデザイン」、ドキュメンタリー「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ~視覚障害者と味わうダンス観賞篇~」、現代サーカス集団・ながめくらしつと静岡を拠点にするScale Laboratoryによる舞台「...の手触り~こころの手触り~」、伝統芸能の石見神楽とコンテンポラリーダンスの創作コラボ演目「SHOKI -鍾馗-」も。配信期間は作品によって異なるので公式サイトで確認しよう。

「THEATRE for ALL LAB」ビジュアル

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また、本日より「THEATRE for ALL」が運営するコミュニティ「THEATRE for ALL LAB」のメンバーも募集開始。メンバーは、感想シェア会や開発過程の見学会、専用SNSでの交流やイベント、講座へ参加することができる。なお、公式サイトのトップページでは音楽家の蓮沼執太が担当したサウンドロゴも公開された。

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