バリアフリーのオンライン型劇場「THEATRE for ALL」配信作発表

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2月5日にオープンする動画配信プラットフォーム「THEATRE for ALL」の配信作品が発表された。

「THEATRE for ALL」ロゴ

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「対話する衣服 -6組の“当事者”との葛藤 -」(撮影:LILY SHU)

「対話する衣服 -6組の“当事者”との葛藤 -」(撮影:LILY SHU)[拡大]

「THEATRE for ALL」は演劇、ダンス、映画、メディア芸術を対象に日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応を施した動画を配信するバリアフリー対応のオンライン型劇場。新型コロナウイルスで外出困難となった人、障害や疾患がある人、子供、母語が日本語以外の人などに対して“開かれた劇場”を目指す。オリジナル作品を含む約30作の映像作品と、約30本のラーニングプログラムを配信予定だ。

「ナオト、いまもひとりっきり」

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このたび、河合宏樹が6人のデザイナーと6人のモデルを追ったドキュメンタリー「True Colors FASHION ドキュメンタリー映像『対話する衣服』-6組の“当事者”との葛藤-」や、福島の全町避難になった町に1人で残り続けた男・ナオトを捉えた「ナオトひとりっきり」の続編「ナオト、いまもひとりっきり」の上映が決定。さらに、“肛門日光浴”を実践するミュージシャンの男性がうつ病や引きこもりの人々を勇気付けてゆく太田信吾の監督作「サンライズ・ヴァイブレーション」や、絵本作家・田島征三の自伝的エッセイを東陽一が映画化した「絵の中のぼくの村」も配信される。

「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」(Photo by Mao Yamamoto)

「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」(Photo by Mao Yamamoto)[拡大]

そのほか、アーティスト和田永による“電磁盆踊り大会”を映像化した「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」や、「KYOTO EXPERIMENT 2021 SPRING 開催に向けてのドキュメンタリー(仮題)」、毛利悠子のアートを映像化した「I / O」もラインナップに。演劇作品として、たんぽぽの家アートセンターHANAによる「僕がうまれた日」、「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」、金原亭世之介&RAGGの落語ミュージカル「お菊の皿」、わらび座のミュージカル「ジパング青春記 ―慶長遣欧使節団出帆―」も並んだ。

なお、作品への理解を深めるためのラーニングプログラム「THEATRE for ALLラーニング」も提供。「2つのQ」と題した解説動画の配信、参加型のワークショップが実施される。詳細は「THEATRE for ALL」の公式サイトで確認しよう。

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今村 登 @imagontyu

バリアフリーのオンライン型劇場「THEATRE for ALL」配信作発表 https://t.co/tap7ixOW9p

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