“国民総幸福の国”で探す幸せとは?「ブータン 山の教室」予告到着

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第93回アカデミー賞で国際長編映画賞ブータン代表に選出された「ブータン 山の教室」の予告編が、YouTubeで公開された。

「ブータン 山の教室」ビジュアル

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「ブータン 山の教室」

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ヒマラヤ山脈の標高4800m地点にあるブータンの秘境ルナナ村を舞台に、都会から来た若い教員と村人の交流を描く本作。予告は主人公のウゲンがブータンで一番僻地にある学校への赴任を告げられる場面から始まる。電気も水道もない村に戸惑いを隠せないウゲン。「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたある生徒が「将来は先生になりたいです。先生は未来に触れることができるからです」と話す姿も収録された。シェラップ・ドルジがウゲンを演じている。

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このたび本作で長編監督デビューを果たしたパオ・チョニン・ドルジのコメントも到着。「国民総幸福の国」と言われる自国の現状について「世界でもっとも幸せな国であると言われています。しかし、そこでいう“幸せ”とはいったい何を指しているのでしょうか。ブータン人は皆、本当に幸せと言えるのでしょうか。皮肉なことに、多くのブータン人がそれぞれの幸せを求め、華やかで近代的な都市に移住するようになっています」と説明する。

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本作ではウゲンの「幸せを探す旅」を描きたいと考えたドルジ。「彼は夢を叶える旅に出る前に、自分では考えもしなかったような旅を強いられることになります。彼は、“現代社会”という言葉からはほど遠い世界に渋々身を置くことになるのです。この旅を通して、彼は自分自身が必死に探しているものが何かを理解し、幸福とは終点ではなく、旅の途中にあるということを悟るのです」と語っている。

「ブータン 山の教室」は、4月3日より東京・岩波ホールほか全国で順次ロードショー。

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