この番組は、世界を変えるような偉業を成し遂げた女性の少女時代にスポットを当てるもの。彼女たちに現代からやってきた同じ年頃の女の子が出会うさまが、実写とアニメーションでつづられる。実写パートには
1月18日のココ・シャネル編は、「映画『聲の形』」「若おかみは小学生!」の吉田玲子が脚本、アニメーション制作を胡ゆぇんゆぇんが担当。学校や制服が嫌いなユリカが、本の世界でガブリエルという名の少女と通じ合う姿が描かれる。ガブリエルに声を当てた門脇は「自分のことをちょっぴり好きになっても良いかなと思えるような、ちょっといい明日が想像できるような言葉が見つかりますように」と語った。
そして1月25日のエイダ・ラブレス編では、なんでもできるが言い知れない不安を抱える女の子・シオリが、心に夢を秘めるエイダに出会う。エイダ役の橋本は「どんなすごいことを成し遂げてきた人たちでも、1人の人間としての色んな感情、歴史を抱えているのはみんな同じ。『だったら自分にもできるかも』『何者にでもなれる』という勇気や希望を受け取ってもらえたらなと思います」とメッセージを送る。なお脚本は実写「賭ケグルイ」シリーズの高野水登、アニメーション制作は中田彩郁が手がけた。
世界を変えた女の子
NHK Eテレ 2021年1月18日(月)、25日(月) 19:40~19:50
門脇麦 コメント
小学生の頃、多くの偉人の伝記を読み漁り、「この言葉、素敵だな」と思ったものをノートに書いたりしていました。何かを成し遂げた人の経験や言葉には、人生のヒントや、前向きにしてくれる言葉がたくさん詰まっていると思います。今作はドラマとアニメーションを使って堅苦しくないスタイルでお伝えできる作品になっていると思うので、頭でっかちにならず楽しくご覧いただけると良いなと思います。自分のことをちょっぴり好きになっても良いかなと思えるような、ちょっといい明日が想像できるような言葉が見つかりますように。
橋本愛 コメント
シオリちゃんもエイダと同じように、何でもできてしまうけれど、確固たる夢や目標がなく、将来に不安を抱えている女の子。エイダは夢があるけれど、どうしても心細さを感じてしまう環境下だったと思います。2人は全く違うようでいて、どこか響き合う部分があったし、お互いがお互いに勇気を与えた存在になったと思います。エイダは歴史に刻まれる功績を残した人ではあるけれど、どんなすごいことを成し遂げてきた人たちでも、1人の人間としての色んな感情、歴史を抱えているのはみんな同じ。「だったら自分にもできるかも」「何者にでもなれる」という勇気や希望を受け取ってもらえたらなと思います。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“脚本は実写「賭ケグルイ」シリーズの高野水登、アニメーション制作は中田彩郁が手がけた”/門脇麦と橋本愛が声の出演、偉人の少女期にスポット当てた「世界を変えた女の子」放送 - 映画ナタリー https://t.co/m0jv9upKVA