松竹映画の前身、松竹キネマ合名社の設立100周年を記念して製作された本作。原田マハの同名小説を原作に、“映画の神様”を信じ続けた男・ゴウとその家族に起きる奇跡が描かれる。現代と過去のゴウを沢田研二と菅田将暉が2人1役で演じ、ゴウの妻・淑子役で宮本信子と永野芽郁が出演。ゴウの行きつけの名画座の館主を務める元映写技師・テラシンを小林稔侍と野田洋次郎(RADWIMPS)が演じた。ゴウの娘・歩役で寺島しのぶ、往年のスター女優・桂園子役で北川景子もキャストに名を連ねている。
リリーは助監督として働く青年時代のゴウが師と仰いだ映画監督・出水宏役で出演。1950年代から1960年代の日本映画黄金期に活躍した出水は、多くを語らないが映画に対する確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としてのあり方を背中で教える男だ。志尊が演じたのは、テラシンが経営する「テアトル銀幕」のアルバイト・水川。一見調子のいい青年だが、テアトル銀幕を通して現代のテラシンや淑子、ゴウと関係性を築いていく。前田はゴウの孫・勇太役で参加。内気で部屋にこもりがちな勇太は、落ちぶれたゴウの眠っていた才能に気付くキーパーソンとなる。
3人からのコメントも到着。リリーは「憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」と出演を喜び、志尊は「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした」と振り返る。前田は「正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています」とつづった。
「キネマの神様」は4月16日より全国で公開。
リリー・フランキー コメント
山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。
僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です。
志尊淳 コメント
自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。
スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。
全てにおいて貴重な時間でした。
前田旺志郎 コメント
この度、ゴウの孫の円山勇太役を演じさせていただいた前田旺志郎です。お話をいただいた時、自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました。現場はもちろん、本読みの時からたくさんのご指導をいただいて大変勉強になりました。正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。
改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います。
candy @kabukicandy
リリー・フランキー氏らが、映画『キネマの神様』にご出演とのことで、三氏のコメントが発表されました
「リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎が
山田洋次監督『キネマの神様』に出演」【映画ナタリー】
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