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白井カイウが原作、出水ぽすかが作画を担当した同名マンガをもとに、“食用児”として鬼に献上されるため育てられていた孤児たちの姿を描いた本作。浜辺は「このご時世で無事に公開できたことが本当にうれしいです。あきらめなければ壁を乗り越えられて、なんでもできると、私自身も勇気を与えられた映画でした。悩んでいたり、今の状況を打破したいという方にも観ていただけたら」と思いを伝えた。
浜辺、城、板垣は、ともに孤児院で育ったエマ、レイ、ノーマンをそれぞれ演じた。撮影から1年以上経っており、浜辺は「城くんの身長がめちゃくちゃ伸びました。声変わりもしたし。中身はかわいらしい中学生のままではあるんですけど、見た目がさらにかっこよくなりました!」と言及。城が「10cm以上伸びたと思います。今は163cmくらい」と答えると、女性陣から「抜かされた!」「大きくなったねえ」と歓声が上がる。そんな城は、浜辺と板垣に対して「一緒にいるとリラックスできる。撮影が終わったあともお姉ちゃん、お兄ちゃんみたいな存在で温かいです」とコメント。すっかり慕われている板垣は「かわいいから構いたくなるんです。触りたくなる。でももう14歳だし、あまり触られるのも嫌だろうなと自重してるんですけど」と本音を漏らした。
北川は母親代わりのイザベラ役、渡辺は手下のクローネ役で出演。北川は「いい人か悪い人かわからない、中間のようなお芝居をしなくてはならなかった」と苦労を明かし、「休憩時間に子供たちとどう接したらいいかわからなかったけど、みんな懐いてくれたので楽しく撮影できました」と振り返る。アメリカに長期滞在していた渡辺は「ニューヨークの本屋で(原作マンガの)英語版を買おうと思ったら売り切れてて。そうしたら店員に『好きなの? 日本で実写版やるの知ってる?』と聞かれたんですよ! Oh, yes. すごいらしいよと言っておきました(笑)」と海外でも大きな話題になっていることを報告し、登壇者たちを驚かせた。
映画のタイトルにちなみ、2021年の抱負ならぬ“約束”をそれぞれ披露するコーナーも。渡辺が「しっかり(バランスよく)食べる」、北川が「英会話を始める」と宣言する中、板垣は「体力増強」と回答。「この撮影でも山を登ったり降りたり、鬼ごっこのシーンで走ったり、とにかく疲れたんです(笑)。今マイナス50点くらいの体力なので、せめて0点にしたい」と体力のなさを明かし、平川から「『仮面ライダー(ジオウ)』出てたんだよね!?」とツッコまれてしまう。
「相撲に勝てる男になる!!」と答えた城は、「撮影前に監督とリハーサルしたとき、監督が鬼役になって相撲を取ったんです。『感情で止めてみろ』と言われて、吉田沙織選手のマネをしてみたらできたんです。来年は1回も負けないようにがんばりたい」と真剣に語る。共演者たちが「来年以降も監督と戦い続けるの……?」と首をかしげると、平川は「心の鬼を倒してください」と城に呼びかけた。浜辺は“最近知った言葉”として「ふっ軽」になることを約束。「普段の私は鉛のように足が重い。休みの日は誘われても忙しいふりをしちゃったり。自分からもいろんなところに出かけたい」と述べ、自由に出かけられる状況が訪れることを願った。
「約束のネバーランド」は全国で上映中。
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