高畑充希、井浦新、北村匠海が涙目で「にじいろカルテ」クランクアップを惜しむ

2020年12月14日 17:00 2141 7 映画ナタリー編集部

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記事へのコメント（7件）

高畑充希が主演を務めるテレビドラマ「にじいろカルテ」がクランクアップを迎えた。

左から深川栄洋、安達祐実、井浦新、高畑充希、北村匠海、眞島秀和、光石研。

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「にじいろカルテ」ポスタービジュアル［拡大］

本作は“病とともに生きる”をテーマしたヒューマンドラマ。“ある秘密”を抱えて東京の大病院から山奥の診療所にやって来たドクター・紅野真空が、そこで出会う人々と触れ合い成長していく姿が描かれる。高畑が真空を演じ、彼女とシェアハウスで暮らすこととなる外科医・浅黄朔に井浦新、看護師・蒼山太陽に北村匠海が扮した。

高畑充希［拡大］

ドラマの舞台となる虹ノ村で最後のシーンを撮り終えた高畑は「この作品で人生が変わった気がしました。現場に毎日行くのも、お芝居するのも楽しかったですし、1人が欠けてもこのようなチームにならなかったと思います」と涙ながらに感謝を伝えた。すると「真空先生！ちょっと待ってください！」と、この日現場にはいないはずの北村の声が音声部からのサプライズで鳴り響く。その声をきっかけに、ひと足先にクランクアップしたはずの井浦が登場。本日12月14日に29歳の誕生日を迎える高畑に「おめでとう！」と真っ赤な花束を贈呈し、バースデーソングでクランクアップを祝われた高畑は笑顔でオールアップした。

キャストが撮影を終えていく中、北村は共演の安達祐実の涙に引きずられながら「今年は世の中的にも本当に大変な1年だったと思います。でも、僕自身が毎日この作品に救われていました。現場で皆さんに会って笑い合ったり……。だから、ほんとうに、幸せな日々でした」と涙目でコメント。また井浦は撮影最終日、突然サングラスを掛けて涙を隠すように「いやー、まぶしいな今日は……」と笑いを誘ったあと、「今日で最後なのが寂しいです。心がすり減るような2020年を迎えて、生きているのに止まったような感じになっていましたが、『にじいろカルテ』で心が躍動するような作品に出会えました。スタッフ、キャストの皆さんと毎日笑って、泣いて、怒ってという日々が、心をよみがえらせてくれたような現場でした」と思いの丈を口にした。

撮影中は、高畑以外のキャストやスタッフの“誕生日ラッシュ”で盛り上がったことも。井浦の誕生日には黄色、北村の誕生日には青色、光石研には水色、眞島秀和には橙色、安達祐実には紫色、監督の深川栄洋には緑色とそれぞれをイメージした色の花束が贈られ、たくさんの関係者の誕生日が祝われた。

連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を担当する「にじいろカルテ」は、1月21日からテレビ朝日系で放送。

高畑充希コメント

約4カ月、皆さんと撮影ができて、死ぬほど楽しかったです。今年はいろんなことがあった中、いっぱい考えることがあったりして…だからこのドラマの撮影をすごく楽しみにしていました。楽しみにしていた以上に、現場に入ったらキャストスタッフの皆さんが本当に素敵で…。大げさではなく、この作品で人生が変わった気がしました。現場に毎日行くのも、お芝居するのも楽しかったですし、1人が欠けてもこのようなチームにならなかったと思います。そんなチームの中で主演をさせて頂けて、とても幸せでした。コロナというご時世に負けず走り抜け、スタッフも全員ピリつくこともなく、毎日笑顔でこのドラマを愛しながら撮影ができたことが本当に最高に楽しかったです。すっとそばにいてくれた、朔先生（井浦新）と太陽くん（北村匠海）にもすごく感謝しています！　他のキャストのみなさんも、クランクアップで泣いてくださったりして、そんな姿を見て感無量でした。皆さんクランクアップのたびに『もう1回会いたい』とか、「パート2をやれたらいいのに」など言ってくださって、とても嬉しくて…実は放送はこれからなので、そんな風に先が広がるドラマになるように、たくさんの人にご覧いただけるよう、宣伝などできることをいろいろ頑張っていきますので、テレビの前でぜひ応援していてください！

北村匠海コメント

今年は世の中的にも本当に大変な1年だったと思います。でも、僕自身が毎日この作品に救われていました。現場で皆さんに会って笑い合ったり…。だから、ほんとうに、幸せな日々でした。高畑さん、井浦さんとは、おふたりとの芝居だからこそできたことがいっぱいありましたし、深川監督には開けたことのない引き出しを沢山こじ開けられました（笑）。キャストの皆さんがパート2をやりたいとか、スペシャルをやりたいとか話していて、この作品への愛がガシガシ伝わってきて…。だから撮影を終えた今は寂しいというよりは、またみんなに会いたいなという思いが強いので、またいつか会いましょう！

井浦新コメント

今日で最後なのが寂しいです…。心がすり減るような2020年を迎えて、生きているのに止まったような感じになっていましたが、「にじいろカルテ」で心が躍動するような作品に出会えました。スタッフ、キャストの皆さんと毎日笑って、泣いて、怒ってという日々が、心をよみがえらせてくれたような現場でした。こうやって現場でみんなで感じたことは、お茶の間にそのまま雰囲気が届くだろうな…と思っています。素晴らしい出会いに感謝すると共に、思い出に残るようなドラマ作りができて幸せです。願わくば、またこのチームでお会いしたいと思います。ありがとうございました。…ぜんぜん泣いてないよ！俺は匠海くんと違うから！（笑）