文月悠光の詩「片袖の魚」映画化、トランス女性のイシヅカユウが主演

10

767

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 76 311
  • 380 シェア

詩人の文月悠光が原案を担当する短編映画「片袖の魚(仮題)」の製作が明らかに。「老ナルキソス」「ホモソーシャルダンス」などで知られる東海林毅が監督を務める。

イシヅカユウ

イシヅカユウ

大きなサイズで見る(全7件)

文月悠光(撮影:石垣星児)

文月悠光(撮影:石垣星児)[拡大]

詩集「わたしたちの猫」に収録された「片袖の魚」を東海林が脚本化。文月の詩が原案の映画は本作が初めてとなる。主役およびその友人役にはトランスジェンダー女性の俳優を公募し、オーディションが実施された。

主役のひかり役を射止めたのは、MVなどの映像作品で活躍するファッションモデルのイシヅカユウ。彼女は「新しいことに挑戦するのはいつも不安ですが、お芝居の渦中に身を投じ、自分の中にあるものと自分の中に無いものを重ねて一つの像を作る途方もない作業を楽しんでいます」を現在の心境を明かす。また友人の千秋に広畑りか、ひかりの同僚に猪狩ともか(仮面女子)が扮した。田村泰二郎もキャストに名を連ねている。

「片袖の魚」は2021年に劇場公開予定。

イシヅカユウ コメント

新しいことに挑戦するのはいつも不安ですが、お芝居の渦中に身を投じ、自分の中にあるものと自分の中に無いものを重ねて一つの像を作る途方もない作業を楽しんでいます。ご期待下さい。

文月悠光 コメント

とても大切な映画です。文月も監督も主演のイシヅカユウさんも、本作に携わる多くの方にとって「片袖の魚」は大きな「挑戦」になります。それが何より嬉しいです。今はまだ稚魚のような心持ちですが、公開までどうか温かく見守って頂けたら幸いです。

この記事の画像(全7件)

読者の反応

わたなべりんたろう @RintaroWatanabe

文月悠光の詩「片袖の魚」映画化、トランス女性のイシヅカユウが主演 https://t.co/4IrS2U9fVk

コメントを読む(10件)

文月悠光の映画作品

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 片袖の魚 / 文月悠光 / 東海林毅 / イシヅカユウ / 仮面女子 / 田村泰二郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。