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ポケモンたちの楽園・オコヤの森を舞台に、ポケモンと人間という種族を超えた親子の絆を描く本作。松本が主人公のサトシ、上白石がポケモンと人間のはざまで揺れ動くココ、勘九郎がココを育てる幻のポケモン・ザルードに声を当てた。
本作のため6曲を手がけた岡崎。トータス松本と歌うメインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」について岡崎は「映画のテーマが父と子。結婚もしていないし、子供もいないので父親目線の曲ってどうやって作ればいいんだろうか?と思ったんです」と述べ、「子供のいる人に『子供がいるってどういうことなん?』ってヒアリングして。その中で父親ってこういうもんなんだといろいろ気付くこともありました。質問の答えをそのまま歌詞にしているので、本当の父ちゃんの思いが詰まっています! 僕のキャリアハイといってもいい曲です」と胸を張る。
そんな岡崎に上白石は「この曲があるからがんばれました。心の支えでした」と満面の笑みで感想を伝えた。勘九郎も青春時代にトータス松本が所属するウルフルズの楽曲を聴いていたことに触れつつ「曲を聴くと毎回うるうるきてしまいますね。子供目線で聴ける曲でもあると思うんです。『生まれてきてくれてありがとう』って僕も子供たちに思っているし、両親もそう思ってくれていたんだなって」と思い入れたっぷりに語った。それを受けた岡崎は「自分の曲が映画の中でかかっているのが感慨深かったです。作らせてもらえてよかったなって気持ちです」と笑顔に。
松本梨香の声を聞き「震えます!」と興奮気味の上白石が「『ポケットモンスター』はドンピシャの世代なんです。サトシは目指すべき人物って感じがして、すごくかっこいいですよね?」と問いかけると、勘九郎も「この映画でサトシの魅力が改めてわかります。あきめない姿勢とまっすぐな瞳が本当にかっこいい。やっぱり主人公だなって」と声を弾ませる。そんな2人は松本におなじみの「ゲットだぜ!」というセリフを聞きたいと懇願。しかし松本に「私がやったら、みんなも自分のキャラクターやるんだよ!」と振られ、急遽ココとザルードを演じることに。「ルーザルーザザル」「トトザザ、ザルーザ」と会話を交わす上白石と勘九郎に、岡崎がすかさず「ずるいな! ポケモン語やないかい」とツッコミを入れ、会場に笑いを起こした。
イベント中盤には登壇者がクリスマスに何をゲットしたいかを発表するコーナーも。松本が「クリスマスにみんなの笑顔ゲットだぜ!」と答えると、上白石は「梨香さんのが模範回答すぎて、私のはエゴイスティックじゃないかな(笑)」と発表するのを躊躇しつつ、「猫との生活ゲットだぜ!」と手に持っていたモンスタボールを掲げる。続けて「姉と2人暮らしなんですけど、動物が好きなので猫と一緒に暮らしたいですね。ポケモンだったらホシガリスがいいです」と夢を明かした。「クリスマスに長年の夢ゲットだぜ!」と回答したのは勘九郎。「声優のお仕事は一度やってみたかったんです。それがポケモンで叶って感無量。子供たちからの尊敬もゲットだぜ!」と述懐。そして岡崎が「代官山に豪邸ゲットだぜ!」と元気いっぱい口にすると、松本から「リアルだな!」と声が上がる。岡崎は「ポケモンの曲、6曲も書いたらギャラけっこうもらえるんじゃないですか? ごめんね。生々しいこと言っちゃって」と謝罪し、会場に爆笑を起こした。
最後に矢嶋は「親子って形じゃない。それをポケモンで表現できたらと思って作りました。親子をつなぐ映画になることを願っています」と期待を込め、イベントの幕を引いた。
「劇場版ポケットモンスター ココ」は、12月25日より全国ロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
「ポケモン ココ」上白石萌歌がゲットしたいものは?中村勘九郎は「子供の尊敬ゲットだぜ」(写真16枚)
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