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本作は「コララインとボタンの魔女」「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のスタジオライカが手がけたストップモーションアニメーション。探検家ライオネルと人間の言葉を話すビッグフットの“Mr.リンク”が、地球の裏側にある伝説の谷シャングリラを目指すさまを描く。
ストップモーションとは対象物を小刻みに操作し、個々にコマ撮りを行うことで、連続して再生したときに動いているように見せる撮影法。ライカのアニメーターたちは、小刻みな画像を1秒に24コマという最大数で撮影していく。そのため約2時間の映画を完成させるには途方もない労力が掛かる。
ストップモーションとCG技術の融合で唯一無二の世界観を築いてきたライカ。本作では映画全体の映像処理に1億1200万時間(1万2785年相当)が費やされ、作品のために作られた顔パーツ数は、過去作を大きく上回る10万6000通りに上る。セット数もライカ史上最多となる110に及んだ。メイキング映像では、アニメーターたちの細かな作業によりパペットに命が吹き込まれていく様子が確認できる。
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tAk @mifu75
顔のパーツ数10万以上、「ミッシング・リンク」ストップモーション撮影の舞台裏(動画あり) https://t.co/EV8p3xYuHy