劇場アニメ「
紀伊カンナのマンガを映画化した本作では、沖縄にある離島を舞台に、小説家の卵・橋本駿と物憂げな表情が印象的な少年・知花実央の初々しい恋愛が描かれる。本作が各映画サイトで高評価を受けていることに対し駿役の村田は「初日の舞台挨拶映像でも『ホッとした』と話したのですが、今も別の意味でホッとしてます。僕たちのやってきたことが報われたと思いました」と笑みをこぼす。実央役の松岡は「この作品の世界観が皆さんの心に残るように演じました。無事に公開を迎えられて、皆さんに届けられたことがうれしいです」と喜びを伝えた。
「原作より駿の面倒臭さが増している」と話す村田は、「ト書きにぶたれるクズ男、走るクズ男と書かれていまして……愛がないと書けないですよね」と笑う。松岡は「ドラマCDでは間尺が決まっていないため、ある程度自由にできるのですが、映画は決まっています。ドラマCDのラインは崩したくないと思ったので、ドラマCDを主軸にして、実央を演じました」と回想した。
イベント中盤には、2人が本編のお気に入りシーンを語る場面も。村田が、実央がベッドの上で「バカッ」と駿に言うシーンを挙げると、松岡も「(そのシーンは)こだわりました」と言及。会場では生でセリフを聞きたいという声が高まり、松岡は「えっ? ここで?」と驚きながらも、「バカッ」を披露した。
最後に松岡は「皆様の前で舞台挨拶をさせていただけるということが、今のご時世本当にありがたいことだと思います。これからも『海辺のエトランゼ』をよろしくお願いいたします」と、村田は「普通の恋愛をしている2人がちょっとずつ前に進んでいく物語です。ご覧になっていただいて、優しい気持ちになっていただければうれしいです」と期待を込め、イベントの幕を引いた。
大橋明代が監督、脚本、コンテを担当した「海辺のエトランゼ」は全国で公開中。
映画ナタリー @eiga_natalie
「海辺のエトランゼ」松岡禎丞が「バカッ」披露、村田太志は原作と映画の違いに言及
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