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津田の劇場デビュー作「Daughters」は、東京・中目黒でルームシェアをする女性2人の姿を通して、現代女性の揺れ動く心情を描く物語。妊娠した友人をそばで見守る小春に
自身も友人とルームシェアしていたという津田は「そのあとに結婚して子供ができたり、人生が変化していく中で、友人や妻、子供や親など、他者との関係性が変わってくる実感があったんです。そこで『これは映画になるな』と。半径1mの世界じゃないですけど、そういう映画を作りたかったんです」と制作に踏み出した当時の思いを明かす。
実体験を投影しながらも、主人公を女性2人にした理由は「単純に、映画などで女の子同士がしゃべったりしている姿を見るのが好きなんです」と説明。そして「現在のフェミニズムの流れとも重なって、“価値観のアップデート”とおっしゃっていただくことは確かに多いです。でも僕としては純粋に『もっと柔軟であっていいんじゃないか』という思いがあります。なので、普遍的な物語です。自分の中にある小さなお話を書いたつもりが、いろいろと共感していただけているようで、大変ありがたいです」と続けた。そのほか主演2人のキャスティング理由、こだわり抜いた衣装や映像の世界観についても語っている。
「Daughters」は本日9月18日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
津田肇の映画作品
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knasada (ナサダ 名定啓介) @knasada
三吉彩花と阿部純子のW主演作「Daughters」監督が劇場デビュー作に込めた思い語る https://t.co/2pNGPlST6h #スマートニュース