高橋一生が「竜の道」竜二を「とても魅力的で愛おしい人」、役柄の魅力語る

ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」に出演する高橋一生のコメントが到着した。

白川道の未完小説「竜の道」をもとにする本作は、養父母を自殺に追いやった運送会社社長への復讐を誓う双子の兄弟を描くサスペンス。名前と顔を変えて裏社会に身を投じる兄・竜一を玉木宏、国土交通省に入りエリート官僚として権力を握っていく弟・竜二を高橋が演じる。さらに、兄弟の血のつながらない妹・美佐役で松本穂香、2人の復讐相手であるキリシマ急便社長・霧島源平役で遠藤憲一、キリシマ急便の社長令嬢である霧島まゆみ役で松本まりかがキャストに名を連ねた。

竜二の人物像について、高橋は「どこかで復讐を軸にした生き方というものがないと、竜二は生きることの意味を見失ってしまうんじゃないかと思いながらお芝居させていただきました。だからこそ、『復讐という夢が叶ったらどうなってしまうんだろう？』という点では、終盤にかけて複雑な思いが交錯していきます」とコメント。さらに、竜二の美佐への思いを「矛盾はしていますが、竜二にとって必要な復讐からできる限り美佐を守りたいという感覚が、次第に愛につながったのかもしれません。けれど竜二にとっては、きっと非常にあいまいで自分でも気付いてない恋心だと思うんです」と説明した。

「非情になりきれない感じがどこかに出ればいいなと思いました」と語る高橋。「直接復讐に関係があるわけではないまゆみを陥れていく中で、情が生まれ、情に揺さぶられていく竜二は、人間のブレを体現できていて、とても魅力的で愛おしい人だなと思いながら演じていました」と振り返った。

ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」は毎週火曜21時からカンテレ・フジテレビ系で放送中。本日8月25日にオンエアされる第5話では、両親の死の真相を知った美佐が兄弟に疑念を抱き始める様子や、竜一と竜二が意見を衝突させていくさまが描かれる。

竜の道 二つの顔の復讐者

カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 21:00～

※動画は現在非公開です。