中山七里の小説をもとにした本作は、スクープを追う有名週刊誌・週刊時流の副編集長を務める男・志賀倫成が主人公のサスペンスドラマ。大学生の息子がストーカー殺人を起こしその場で命を絶つ事件が起きたことで、彼の充実した生活が一変するさまが描かれる。脚本は「スマホを落としただけなのに」の大石哲也、演出は「相棒」シリーズの
志賀を演じる上川は「これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみです」と心境を述べる。中山は「本作のテーマの一つは『全てを失くした者の再生』なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています」と期待のコメントを寄せた。
連続ドラマW 夜がどれほど暗くても
WOWOWプライム 2020年11月放送スタート 毎週日曜 22:00~
※第1話無料放送
※全4話
上川隆也 コメント
WOWOWさんとは、これまで長く御一緒させて頂いた事もあって、その間にある信頼感には確たるものを感じています。今回も、勿論作品の内容は伺った上ではありますが、お声掛けを頂いた時点でその信頼に応えたいという気持ちの方が強くありましたし、悩むことなくお受け致しました。
今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの「志賀倫成」という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみです。
中山七里先生の「テミスの剣」に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています。この感覚をそのまま作品の中に封じ込めてお届け出来る様、スタッフ・キャストの皆様と足並みを揃えて臨みたいと思っています。どうぞ御期待下さい。
中山七里 コメント
今年の3月に親本が刊行されたばかりだったので、ドラマ化の話をいただいた時には早いなあという驚きがありました。わたしの原作の映像化では最短記録です。意図的にタブーとされるテーマを選び映像化はされにくいと思っていたので尚更でした。あまりに突然だったので当初は少し不安でもあったのですが、主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、「ああ、もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな」と安心しました。上川さんは以前、他局制作のドラマ『テミスの剣』でも主演を務めていただき、全幅の信頼を置いていましたから。本作のテーマの一つは「全てを失くした者の再生」なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“脚本は「スマホを落としただけなのに」の大石哲也、演出は「相棒」シリーズの橋本一と「ドラマWスペシャル 人質の朗読会」の谷口正晃が担当”/上川隆也が主演、中山七里の小説「夜がどれほど暗くても」WOWOWでドラマ化 - 映画ナタリー https://t.co/eCvHYZa4Sc