ルル・ワン自身の体験をもとに、家族にまつわる“嘘”を描いた本作。物語は海外で暮らす親戚一同が、末期がんを患う祖母のため中国に帰郷したことから始まる。“本人に余命宣告しない”という中国の文化に戸惑う孫娘ビリーを演じたオークワフィナは、第77回ゴールデングローブ賞のミュージカル / コメディ部門でアジア系女優として初の主演女優賞を獲得した。
新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受け、4月10日の封切りを延期していた本作。YouTubeで公開された動画の中でルル・ワンは「日本には私の親戚である叔父、叔母、従弟、従弟の奥さんが住んでいて、彼らがモデルのキャラクターが映画に登場します」と日本との関わりを明かしつつ、「この映画は私にとってとてもパーソナルな作品です。だからこそ、日本の皆さんと共有できることが本当にうれしい」と新公開日の決定を喜ぶ。そして「もし私の親戚に偶然会ったら、彼らによろしく伝えてくださいね」と語った。
「フェアウェル」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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オークワフィナ主演「フェアウェル」公開は10月、監督のメッセージ動画も到着 https://t.co/LrMniamJnq