ベトナムでの超近接戦描くオーストラリア映画、監督が語る「戦いと犠牲への敬意」

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オーストラリア発の戦争映画「デンジャー・クロース 極限着弾」の特別映像がYouTubeで解禁された。

クリフ・ステンダース

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「デンジャー・クロース 極限着弾」ポスタービジュアル

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本作は、ベトナム戦争でオーストラリア軍108人が南ベトナム解放民族戦線2000人と対峙した「ロングタンの戦い」を題材にした物語。味方にも砲撃が届く超至近距離の交戦“デンジャー・クロース”で戦うことになった中隊の姿が描かれる。

「デンジャー・クロース 極限着弾」メイキング写真

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映像には監督を務めたクリフ・ステンダースのインタビューやメイキング風景が収録された。オーストラリア陸軍の専門家や兵役経験者らが制作の初期段階から参加し全面サポートしている本作。セットや小道具、土嚢の準備、撮影中のエキストラに至るまで協力しており、ステンダースは「一般人を訓練して兵士の演技をしてもらうのはとても大変だ。兵士特有の基礎技術があるからね。彼らはすでに習得してるので、映像の信憑性や真実味に貢献してくれた。彼らに協力してもらえたのはとても幸運なことだった」と振り返る。

「デンジャー・クロース 極限着弾」

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本作では史実に反さないことを重視しつつ、主観的な物語を作り上げたというステンダース。「戦いの伝承を吟遊詩人のように伝える。実際の出来事を印象画的に劇的に解釈したものだ。ほとんどの兵役経験者は理解してくれると思う。映画を観て、私たちの敬意を感じてもらえたらうれしい。彼らの戦いと犠牲への敬意を」と、映画の根底にある思いも明かした。

「デンジャー・クロース 極限着弾」は6月19日より東京・新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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(c)2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA

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