「Love, サイモン」脚本家が贈る、ゲイの高校生描く「Love, Victor」予告編

映画「Love, サイモン 17歳の告白」のスピンオフドラマ「Love, Victor（原題）」の海外版トレイラーが、作品公式Twitterアカウントで公開された。

日本では2018年にデジタル・ロードショーにて配信された「Love, サイモン 17歳の告白」は、ゲイであることを隠している高校生サイモン・スピアーが、インターネット上でゲイの同級生“ブルー”と知り合うことから始まる青春物語。ヤングアダルト小説「サイモンvs人類平等化計画」をもとに、グレッグ・バーランティが監督、ニック・ロビンソンが主演を務めた。

「Love, Victor」では、「Love, サイモン 17歳の告白」と同じくエリザベス・バーガーとアイザック・アプテイカーが脚本に参加。劇中では、高校生のヴィクターが、転入先で家庭の問題や新しい環境と向き合い、自らのジェンダーに苦悩するさまが描かれる。「アナベル 死霊博物館」のマイケル・チミーノがヴィクターを演じ、ロビンソンがナレーターとして声の出演を果たした。

このたび公開された予告編は、ヴィクターがサイモンにEメールを通して語りかけるシーンからスタート。そしてヴィクターは転校先の高校で、魅力的な青年ベンジーに恋をする。さらに映像には、「Love, サイモン」のクライマックスに通ずる観覧車でのシーンや、LGBTに理解のない大人たちに苦悩するヴィクターの姿も。最後は「16歳、僕は自分が求めているものを、ついに見つけ出すだろう。Love,（愛を込めて）ヴィクター」というセリフで締めくくられる。

全10話の「Love, Victor」は、アメリカではHuluにて6月19日より配信。なお「Love, サイモン 17歳の告白」は、日本では配信またはソフトで視聴可能だ。