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瀧波は「若いってまぶしい。人生の後半戦はやっぱり苦い。誠実でも自分勝手でも苦いなら、どう生きる? ――そんな究極の難題をいたずら心たっぷりに突きつけてくる。すごく突飛で、ちょっと切ない愛のお話」と感想をつづっている。また「逃げるは恥だが役に立つ」などで知られるマンガ家の
マストロヤンニが第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門で最優秀演技賞を受賞した「今宵、212号室で」は、6月19日より東京・Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。
※「今宵、212号室で」はR15+指定作品
海野つなみ(マンガ家)コメント
レトロな音楽にのせて贈る、ポップでシュールな大人のファンタジー。
自分勝手なのに憎めない主人公がチャーミングでした。
ジェーン・スー(コラムニスト / ラジオパーソナリティ / 作詞家)コメント
ゴロワーズのような青がちりばめられた大人のファンタジー。
マリアを愛おしく思えるのは、私が大人になったからに違いない。
ナジャ・グランディーバ(ドラァグクイーン)
マリアに憧れ マリアに嫉妬し 最後にはマリアになりたい!って思った。
だって…私の212号室にはまだ誰もいないから…。
樋口毅宏(作家)
まるでウディ・アレンの「アニー・ホール」。なんだか藤子・F・不二雄の「パラレル同窓会」。
並行する世界と自由すぎる発想。インテリヤリマンの妻を持つ夫として身に詰まされっ放し。
「なんでこんな人と結婚したんだろう」と悩む貴君は必見です。
三輪記子(弁護士)
人生は性別も年齢も関係なく自由であるべし。若かりし頃フランス映画から学びました。
そして憧れ、実践しようとしました。それが今、また学べます。
本作「今宵、212号室で」…は最高の「妄想セフレ回顧展」です!
秋吉久美子(女優 / 詩人 / 歌手)
過去は喜び? 呪縛? 画面を手で触れたくなる。
シャンソンと物語に乗せて、心と身体を晒される212号室。
セリフも発想も、ビンビン来る。ジュテム フレンチ シネマ。
湯山玲子(著述家 / プロデューサー)
人間誰しもが、苦さと甘さとともに思い起こすのが、「選ばなかった恋愛関係」。
そのモチーフを、過去の恋人を登場させたり、トリッキーで演劇的な手法で描く中で、
孤独や老いと言った人生の一大テーマまでもが浮き彫りになる。
ヌーベルヴァーグへのオマージュや音楽使いにセンスが光る。
山内マリコ(作家)
時間も空間も軽々と超越してみせる…
ベッドルームをめぐる舞台劇のようなおもしろさ!
名越康文(精神科医)
映画においては、いつも愛は分かりきった結論として描かれてきた。
そうでなければ僕たち観客は安心して席を立てなかった。
しかし人間の新しい「愛」との付き合い方を垣間見たければ、この作品を見るべきだろう。
この映画は雄弁にあなたに語りかけるだろう。しかもごく個人的な部分まで。
渡辺ペコ(マンガ家)
夫婦の間に流れる時間は人も関係も平等にくたびれさせるけれど、その時間は同時に、
恋では難しい別の繋がりや感情を醸造する可能性も持つことを思い出させてくれる。
瀧波ユカリ(マンガ家)
若いってまぶしい。人生の後半戦はやっぱり苦い。
誠実でも自分勝手でも苦いなら、どう生きる?
――そんな究極の難題をいたずら心たっぷりに突きつけてくる。
すごく突飛で、ちょっと切ない愛のお話。
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ひで @hiddengolden
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