WOWOWオリジナルドラマ「異世界居酒屋『のぶ』」の完成報告会スペシャル生配信が、昨日5月13日に公式Twitterアカウントで行われ、キャストの
蝉川夏哉の小説を実写化した「異世界居酒屋『のぶ』」は、中世ヨーロッパのような異世界の古都につながってしまった京都の居酒屋「のぶ」を舞台とするグルメファンタジー。職人気質の大将・矢澤信之(のぶ)を大谷、看板娘の千家しのぶを武田が演じた。
配信は、都内スタジオで大谷、武田、品川がそれぞれ別室からリモート参加する形式で進行。蝉川や視聴者から事前に募集した質問に答えるQ&Aを行ったほか、異世界の住人役で出演する
大谷は「こんな状況なのでさらっとドラマの放送日を迎えるのかと思ったけれど、みんなで愛情を注いだドラマだけあって、配信という形で皆さんにご挨拶できるのはうれしい」とコメントし、武田も「配信という形だけれど、皆さんにお目にかかれてうれしいです」と喜ぶ。品川は「リモートという形なので2人とは別フロアで区切っているけれど、久々に会えてうれしい」と述べ、「昨年末の寒い中で作り上げた作品が予定通り放送されて、皆さんに観てもらえるのはすごくうれしいこと」と思いを語った。
大谷は自身が演じたのぶについて「この大将は信念に対してのブレがなくて、自分で演じながら『いい男だなあ』と思った。演じていて幸せでしたし、尊敬できる人物でした」と印象を延べる。武田は「人気原作でアニメ化もされているのでプレッシャーがあったけれど、セットも素晴らしくて、個性的な方々とお芝居をする中で、自分ならではのしのぶを演じることができたと思います」と自信を見せた。
劇中では料理シーンに挑戦している大谷。「ウナギを扱うシーンでは、今までさばいたこともないし基礎もないので料理指導の先生に教わってやりました」と振り返ると、品川は「ウナギをつかんでまな板に乗せるまでの一連の流れがとてもきれいで一発OKでした。しかも大谷さんはあたかも毎日さばいているような顔をするので、まさに“顔面料理人”」と絶賛する。また、生きた巨大なタコが登場する場面について品川が「武田さんが生きているタコを躊躇なく持つので『この人すごい人だな!』と思った」と武田の大胆な行動を明かすと、大谷も「重いタコを躊躇なく武田さんが持ち上げたときはビックリしました」と話した。
原作を忠実に再現した中世ヨーロッパと居酒屋のセットも、本作の見どころとなっている。大谷は「セットに一歩足を踏み入れると、どこを見渡しても隙がなくて気持ちが乗ってくる。リアルなセットのおかげで楽しく気持ちを込めて演じることができました。共演者とも『ここで打ち上げをしたい!』という話になったほど」と称賛。武田も「まるで異世界に入り込んだかのような素晴らしいセットでした」と回想し、品川は「街並みも居酒屋も素晴らしくて、『のぶ』の中で実際に料理を作れるようにしたのもこだわり。『のぶ』が実際にあったら行きたいくらいです」と気に入っている様子だった。
最後に、品川は新型コロナウイルス流行の収束を願い「大切な仲間や家族と居酒屋に行ける日が来たら、このドラマの話をしながらお酒を飲んでくれたらうれしい」とコメント。武田は「改めて楽しかった撮影だと思いました。おいしいお酒とおいしい料理が待っていますので、たくさんの方に観てほしい」と期待を込める。大谷は「セットを見ると今でも懐かしくて戻りたいという思いがこみ上げてきます」と思いを述べ、「好きなお酒とおつまみを用意して、このドラマで至福の時間を過ごしてほしいです」と視聴者に呼びかけた。なお配信の模様は5月20日19時頃までアーカイブ公開される予定。
「異世界居酒屋『のぶ』」は、明日5月15日にWOWOWプライムで放送がスタート。毎週金曜24時からオンエアされる。現在、公式サイトとWOWOW公式YouTubeで第1話のまるごと先行無料配信を実施中だ。
WOWOWオリジナルドラマ「異世界居酒屋『のぶ』」
WOWOWプライム 2020年5月15日(金)スタート 毎週金曜 24:00~
※全10話
※第1話は無料放送
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「異世界居酒屋」大谷亮平のウナギさばきに品川ヒロシが「顔面料理人」 - 映画ナタリー
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